ランブリング・レコーズが音楽を提供
音楽とファッション、ヘッドホンの融合 − 23区オムとパイオニアが仕掛けた店頭企画
■店舗へのBGM提供を通じ、ファッションと音楽の融合を目指すランブリング・レコーズ
ランブリング・レコーズは、映画のサウンドトラックから、ラウンジミュージックやダンスミュージックまでを手がける音楽レーベルだ。音源リリースから海外アーティストの招聘まで幅広く活動を行っているが、その一方で、店舗におけるBGM音楽の著作権に取り組むことで、音楽とファッションのコラボレーションを推進している。
ランブリング・レコーズの福室和彦さんは、コンプライアンスが重視される昨今において、ファッション業界においても音楽を取り扱う際の権利について意識が高まっていると語る。一方で、ファッションブランドのコンセプトやメッセージに合った音楽を使いたいという需要が常に高いことは想像に難くない。
そこで同社はJASRACからBGM事業者として認可を受けて、独自に各国のアーティストやレーベルにアプローチして著作権を管理。楽曲の提供を行っている。著作権をクリアにして、膨大な楽曲のなかからイメージに沿った楽曲を提供している。「BGM by Rambling Player」という独自アプリを開発して、手軽にスタイリッシュな音楽を店内BGMとして使うことができるというサービスも行っている。
こうしたランブリング・レコーズの協力によって、2016年秋冬ラインのコンセプトに基づいてデザイナー自らが膨大な楽曲から選曲したフレンチジャズを、実際に店舗で試聴できる環境が実現したわけだ。
■ヘッドホンは、洋服にとっても音楽にとっても重要なピースになる
ファッションと音楽を直接的に結び付けるためには、ヘッドホンが重要なピースになると、東条さんは企画当初から直感していたという。23区オムの洋服を購入される方は、それを「外着」として使う。出かけるためにオシャレをする洋服、ということだ。そうなると洋服に付随する音楽も、やはり持ち出すものになる。展示会の時点でも、別のメーカーのものではあったが、ヘッドホンを組み合わたイメージづくりに取り組んでいたという。
ただ、ヘッドホン選びについてはノウハウがない。23区オムに来店する方の多くは「良いものを身につけていたい」という欲求を持っているはず。そういった方の感性に響く、音にもデザインにも優れたヘッドホンを組み合わせたいと考えた東条さんは、それを福室さんに相談した。福室さんは、旧知の間柄だったオンキヨー&パイオニアの家倉宏太郎さんを東条さんに引き合わせた。福室さんも、音楽とファッションのコラボには、いずれオーディオメーカーの協力が不可欠になると感じていたという。
家倉さんは、もっと多くの人に「良い音で音楽を楽しむ」ことの魅力を知ってもらいたいと考え、様々なアプローチを日頃から模索していた。例えば欧米の雑貨店やセレクトショップには様々なヘッドホンが置いてあるが、日本では販売価格の問題もあって同様のことを行うのはなかなか難しいという。まだ良い音を体験していないユーザーに、オンキヨーやパイオニアのヘッドホンの魅力を伝えるにはどうすればいいのか。家倉さんには、福室さんを通じて紹介された今回の「With Music」は魅力的なものに映ったという。
「SE-MS5Tというレトロモダンなデザインを備えた新しいヘッドホンが登場したタイミングだったのもよかったです。ファッションや身の回りのモノにこだわりを持つような皆さんにも、このヘッドホンを体感してもらえればと思いました」(家倉さん)。
SE-MS5Tは、今年10月に発売されたパイオニアのオーバーヘッド型ヘッドホンだ。40mmの大口径ドライバーを搭載してハイレゾにも対応したそのサウンドもさることながら、ヨーロッパ視察を何度も重ねながら練り上げていったという、レトロテイストを取り入れたスタイリッシュなデザインにも注目が集まっている。
東条さんはSE-MS5Tを手にとって、まずそのデザインに驚いたという。「SE-MS5Tのデザインや質感の良さに感心して、私自身ならどんな洋服に合わせてみようかなといろいろ考えてしまいました(笑)。音はもちろん素晴らしいです。ヘッドホンを持ち歩いて楽しくなる気分を自分で味わって、この感動をぜひ23区オムのお客様にも伝えたいと思い、ヘッドホンはSE-MS5Tに即決しました」。
企画の中で行われた、SE-MS5Tのプレゼントキャンペーンへの反応の大きさも想像以上だった。応募ハガキを投函するというかたちを取ったこともあり、ここまで応募がたくさん来たことが意外だったと東条さん。「ヘッドホンが気になっているけれど、何を買ったらいいのかわからない、と言う方はきっとたくさんいらっしゃるでしょう。とくに23区オムのお客様は、良いものを身につけたいと思っている方が多いでしょうから」。
「そういった方々に、パイオニアのヘッドホンを手にとっていただけるのは本当に貴重な機会です。家電量販店や専門店だけではリーチできなかったお客様にも届いているという実感があります」(家倉さん)。
ランブリング・レコーズは、映画のサウンドトラックから、ラウンジミュージックやダンスミュージックまでを手がける音楽レーベルだ。音源リリースから海外アーティストの招聘まで幅広く活動を行っているが、その一方で、店舗におけるBGM音楽の著作権に取り組むことで、音楽とファッションのコラボレーションを推進している。
ランブリング・レコーズの福室和彦さんは、コンプライアンスが重視される昨今において、ファッション業界においても音楽を取り扱う際の権利について意識が高まっていると語る。一方で、ファッションブランドのコンセプトやメッセージに合った音楽を使いたいという需要が常に高いことは想像に難くない。
そこで同社はJASRACからBGM事業者として認可を受けて、独自に各国のアーティストやレーベルにアプローチして著作権を管理。楽曲の提供を行っている。著作権をクリアにして、膨大な楽曲のなかからイメージに沿った楽曲を提供している。「BGM by Rambling Player」という独自アプリを開発して、手軽にスタイリッシュな音楽を店内BGMとして使うことができるというサービスも行っている。
こうしたランブリング・レコーズの協力によって、2016年秋冬ラインのコンセプトに基づいてデザイナー自らが膨大な楽曲から選曲したフレンチジャズを、実際に店舗で試聴できる環境が実現したわけだ。
■ヘッドホンは、洋服にとっても音楽にとっても重要なピースになる
ファッションと音楽を直接的に結び付けるためには、ヘッドホンが重要なピースになると、東条さんは企画当初から直感していたという。23区オムの洋服を購入される方は、それを「外着」として使う。出かけるためにオシャレをする洋服、ということだ。そうなると洋服に付随する音楽も、やはり持ち出すものになる。展示会の時点でも、別のメーカーのものではあったが、ヘッドホンを組み合わたイメージづくりに取り組んでいたという。
ただ、ヘッドホン選びについてはノウハウがない。23区オムに来店する方の多くは「良いものを身につけていたい」という欲求を持っているはず。そういった方の感性に響く、音にもデザインにも優れたヘッドホンを組み合わせたいと考えた東条さんは、それを福室さんに相談した。福室さんは、旧知の間柄だったオンキヨー&パイオニアの家倉宏太郎さんを東条さんに引き合わせた。福室さんも、音楽とファッションのコラボには、いずれオーディオメーカーの協力が不可欠になると感じていたという。
家倉さんは、もっと多くの人に「良い音で音楽を楽しむ」ことの魅力を知ってもらいたいと考え、様々なアプローチを日頃から模索していた。例えば欧米の雑貨店やセレクトショップには様々なヘッドホンが置いてあるが、日本では販売価格の問題もあって同様のことを行うのはなかなか難しいという。まだ良い音を体験していないユーザーに、オンキヨーやパイオニアのヘッドホンの魅力を伝えるにはどうすればいいのか。家倉さんには、福室さんを通じて紹介された今回の「With Music」は魅力的なものに映ったという。
「SE-MS5Tというレトロモダンなデザインを備えた新しいヘッドホンが登場したタイミングだったのもよかったです。ファッションや身の回りのモノにこだわりを持つような皆さんにも、このヘッドホンを体感してもらえればと思いました」(家倉さん)。
SE-MS5Tは、今年10月に発売されたパイオニアのオーバーヘッド型ヘッドホンだ。40mmの大口径ドライバーを搭載してハイレゾにも対応したそのサウンドもさることながら、ヨーロッパ視察を何度も重ねながら練り上げていったという、レトロテイストを取り入れたスタイリッシュなデザインにも注目が集まっている。
東条さんはSE-MS5Tを手にとって、まずそのデザインに驚いたという。「SE-MS5Tのデザインや質感の良さに感心して、私自身ならどんな洋服に合わせてみようかなといろいろ考えてしまいました(笑)。音はもちろん素晴らしいです。ヘッドホンを持ち歩いて楽しくなる気分を自分で味わって、この感動をぜひ23区オムのお客様にも伝えたいと思い、ヘッドホンはSE-MS5Tに即決しました」。
企画の中で行われた、SE-MS5Tのプレゼントキャンペーンへの反応の大きさも想像以上だった。応募ハガキを投函するというかたちを取ったこともあり、ここまで応募がたくさん来たことが意外だったと東条さん。「ヘッドホンが気になっているけれど、何を買ったらいいのかわからない、と言う方はきっとたくさんいらっしゃるでしょう。とくに23区オムのお客様は、良いものを身につけたいと思っている方が多いでしょうから」。
「そういった方々に、パイオニアのヘッドホンを手にとっていただけるのは本当に貴重な機会です。家電量販店や専門店だけではリーチできなかったお客様にも届いているという実感があります」(家倉さん)。