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1stアルバム「STYLE」の曲で音チェック

まさに“鬼頭明里STYLE”なコラボカスタムIEMが登場!本人にこだわりポイントを聞いてみた

公開日 2020/06/26 11:50 編集部:杉山康介
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「ライブ中に聴きたい音を拾いやすそうだなと思ってJ2にしました」

ーーさて、鬼頭さんも蛍光イエロー/キラキラホワイト/グリッターパープルでひとつずつ、計3基を製作されたとのことですが、ベースモデルはどれをチョイスされたのでしょうか。

鬼頭:はい、私は全てIE-J2で作らせていただきました!

ーー明瞭なサウンドが特徴的な“シリーズJ”の、高域と低域に1基ずつBAドライバーを搭載するモデルですね。J1〜3、M1〜3はどれもキャラクターの違うサウンドになっていますが、その中でJ2を選んだ理由とは?

鬼頭:どのモデルも良かったんですけど、今回は「現場で実際に使うイヤモニ」を作ろうと思ったんです。J2はカラッとした音で、一つひとつの楽器の音をハッキリ聴き分けられるイヤホンだったので、「これならライブ中、自分が聴きたい音を探しやすそう、拾いやすそうだな」と感じたので、選ばせていただきました。

J1〜3、M1〜3の6機種を聴き比べ、最終的にはJ2に決定!(写真提供:ONKYO)

ーーちなみに試聴曲は何を?

鬼頭:「Swinging Heart」だったり「Desire Again」だったり、私の楽曲を中心に使っていました。

ーーなるほど、まさに『アーティスト・鬼頭明里』仕様なわけですね! 確かにIE-J2や旧モデルとなる「IE-C2」は、ラインナップの中でもフラットなサウンドキャラクターということもあって、現場で使っているプロミュージシャンや声優アーティストさんも多くいらっしゃいますので、ぴったりではないかと思います!

カスタムIEMといえば耳にぴったりはまるフィット感が最大の特徴です。現場仕様ともなるとそこも重要になってくるかと思いますが、付け心地はいかがですか?


鬼頭:ものすごくぴったりフィットしますね! 周りの音が遮断されるので音楽が聴きやすく、音に集中できる感じがあってすごく良いです。

カスタムIEMは耳型を基に製作するため、自分の耳にぴったりフィットすることが最大の特徴だ(写真提供;ONKYO)

ーーオンキヨーのカスタムIEMは密閉度高めのプロミュージシャン、普通のスタンダード、低めのスポーツという3つのノズルタイプを選べますが、鬼頭さんはどれで作られましたか?

鬼頭:3つのうち2つをプロミュージシャン、1つをスタンダードにしました。プロミュージシャンは密閉度高めながらそこまで圧迫されてる感じもない、ちょうど良いフィット感になっています。一方のスタンダードは少しゆとりがあるので、割と普通のイヤホンみたいに気軽な感覚で使えるのがいいですね。

ーー使い心地も良さそうで何よりです! しかし蛍光イエローもキラキラホワイトも、単体で見ると結構派手かなとも思ったのですが、実際に装着されているところを見るとギラギラしすぎることもなく、意外と普段使いしやすそうですね。

鬼頭:実は私も、現場で使うことを前提に作ったんですけど、いざ完成品を試してみたらめちゃくちゃ気に入っちゃいまして…。3本のうち蛍光イエローを普段使い用に使わせてもらってます。どれも普段使いできる色になっていますけど、オシャレな方、ハイセンスな方には是非とも蛍光イエローを使っていただきたいです(笑)。

バンナイズと共同開発したオリジナルケースも付属する(ケースは監修中のため、デザイン・色味など若干の変更となる場合あり)

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