島田貴光氏、連載記事・スピーカー製作近況報告

公開日 2000/10/06 19:20
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聴衆から高評価を受けた試聴イベント
●季刊・オーディオアクセサリー誌では、島田貴光氏による「ラッパ道楽への道」を連載中だ。この連載記事は、島田氏オリジナル設計のスピーカーシステムづくりと研究を報告しながら、スピーカークラフトの楽しみをみんなで味わっていこうというもの。

ダイヤトーンの懐かしのP-610から、話題のアルパインDDDシステム、そして自作派定番のフォステクスまで、これまでに取り上げた登場機種はさまざま。それぞれの特徴と良さを生かしながら、手軽に作れて音のよいスピーカーシステムを目指してきている。過去の号では、スピーカークラフトには欠かせない、吸音材からコンデンサーまでパーツによる音質の違いも検証しているので、ご覧になったことのない方はぜひご一読を。

過去3号ではアルパインのDDDS7システムを製作し、チューンナップ。その成果は、秋葉原のコイズミ無線のイベントスペース「スピーカー工房コイズミ」での8月26日と9月2日の2回の試聴会(写真)で発表され、のちの9月9〜10日の真空管オーディオフェアにても公開されて好評だった。

そして、次号99号。次なるテーマを現在筆者は進行中だ。今度の登場ユニットは、フォステクスの10cm口径のユニットを使った新たなクラフト。ちょうど、今週末に板のカットが終わることになっている。木工用接着材も使うので、今週末は晴れてくれることを祈ろう。

無事完成したスピーカーは、12月の2日と9日に「スピーカー工房こいずみ」での特設試聴イベントにてお披露目される。当日は島田氏製作のスピーカーラインナップが勢揃いする予定なので、今から楽しみだ。

さて、どんなスピーカーシステムが出来上がるのか。詳細の報告は、季刊・オーディオアクセサリー99号にてお知らせしたい。

(季刊・オーディオアクセサリー編集部)


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