アポロンインターナショナルがタイスオーディオ社の製品を輸入開始
Solo VIDEO PC(左)とSolo AV PC(右) |
プロフェッショナルユースのTICE AUDIOには、万一の場合のサージやスパイク電流から接続されている機器を守るため、光速プロテクションをビルトイン。プロテクションの復帰ボタンはリア側に装備し、簡単に復帰させることが可能となっている。このプロテクションは15A以上の電流を流した場合にも動作、SOLOシリーズは全部で1500W(100V、15A)とハイパワーにも対応、今まで接続できなかったパワーアンプや大型TVも接続可能としている。
●タイスオーディオ(TICE AUDIO)について
TICE AUDIOはアメリカのフロリダに本拠地を置き、1985年からプロフェッショナル用パワーコンディショナーや、ホームシアター用パワーコンディショナーを生産している。音楽家であり設計士でもある創立者のジョージ・タイスは、ある日同じソフトを同じシステムで聴いていても時間帯により音が変わる事に気づいた。そこでコンピューターの電源やエアコンのスイッチを切ると、S/Nの良いクリアな音質を得る事が出来た。
ジョージ・タイスはその時、今後先進国の多くの家族や録音スタジオで、コンピューター等のデジタル機器やインバーター機器が使用されるだろうと判断。そうなると、ビルに同居している多くのスタジオはもちろんの事、一般家庭の電源も多くのノイズに汚染され、クリアな音質や鮮度の高い映像再生が出来なくなると考えてパワーコンディショナーの開発に着手した。
パワーコンディショナーとして最初に発表したPower Block Oneは、世界中の評論家にたいへん高い評価を受け、いち早く取り入れられた。1990年になるとTPT(タイス・パワー・テクノロジー)処理加工もジョージ・タイスによって発明され、1993年に発売されたPower BlockVにはこのTPT処理加工された導体が全て使用され、録音スタジオやオーディオファイルの必需品になっていった。
◆Solo AV Power Conditioner
(Solo AV PC)
コンパクトなボディのSolo AV PCはトータルで1500W(100V,15A)までの機器が接続可能。TPT処理加工のアウトレットの数は全部で8個あり、独立デジタル用フィルター回路に2個、独立アナログ、映像用フィルター回路に4個、そして独立パワーアンプ回路に2個振り分けられる。
新しいSolo AV PCはRFI(Radio Frequency Interference)や、EMI(Electromagnetic Interference)ノイズをトリートメントするだけでなく、万一の場合のスパイクやサージを超高速で感知して機器を守る、3ポイントのプロテクションも搭載。SOLOシリーズには極性チェック用検電ドライバーが付属している。裏側から見て右側の細い方で検電ドライバーランプが点灯するように接続する事で充分な性能を発揮する。
◆Solo VIDEO Power Conditioner
(Solo VIDEO PC)
Solo VIDEO PCは映像機器専用のパワーコンディショナー。映像機器は汚れた交流電力に特に弱く、汚れた電流は色あせた画像や粒子の粗い2次元画像を引き起こしがち。Solo VIDEO PCは入力プラグからRFIやEMIノイズを除去するフィルター回路、そしてアウトレットまで全てのパーツがTPT処理加工されている。鮮やかな高解像度画像、深みのある黒レベルと高S/Nの3次元映像再生を求める向きにお勧め。
超高速作動(0.00000001秒で作動)のプロテクションを搭載し、8個のアウトレットで総合1500W(100V、15A)の機器に対応。このためビデオ機器のみならず、ビデオプロジェクターやプラズマディスプレイ、直視管の接続まで可能。小さなボディで場所をとらず、しかも総スチール性シールドシャーシの重量感ある筐体。
(季刊・オーディオアクセサリー編集部)
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