ビクター、スリムなボディのDVDオーディオ・ビデオプレーヤーを発売
XV-A550 |
本製品では同社独自の「192kHz/24bit対応 PEM・DDコンバーター」が6チャンネルすべてに採用され、チャンネル間クオリティの均一化、ダイナミックレンジ110dB以上の高音質が実現された。また、可聴帯域内ノイズを大幅に低減させる、4次ノイズシェーパー「NEW VANS」を採用したほか、本来は44.1kHzであるCDの音声信号を2倍の88.2kHzにアップサンプリングし、再生周波数帯域を伸ばすなどの試みを施し、高音質再生を可能にしている。
映像再生の面では「デジタルダイレクトプログレッシブ」回路が搭載されたことによって、プログレッシブ映像をインターレスに変換することなく、そのままプログレッシブの処理をして出力。緻密で美しい映像再現を可能にし、また映画ソフトの再生時に気になる字幕のスダレ現象も低減させることに成功した。さらにディスクに記録されている映像信号の中の色信号分解能を高める処理を行ったのち10bit/54MHzの映像DACから出力、色の再現性を向上させたほか、映画フィルムの微妙な質感を調整できる「VFP(ビデオ・ファイン・プロセッサ)」搭載している。
本製品ではDVD AUDIO、DVD VIDEO、VIDEO CD、DVD-R(ビデオモード)に加え、MP3やJPEGフォーマットで記録したCD- R/RWディスクの再生も楽しめる。また再生を中断したりディスクを取り出したりしても、ディスクごとに中断した位置を記憶し、ビデオテープ感覚で続きが見られる「ディスクリジューム」機能や、見逃したシーンをボタン1つで約10秒前にさかのぼって再生する「ちょっと見バック」機能など、便利な諸機能を楽しむこともできる。
(Phile-web編集部)
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