ケーブルブランド探訪記(モンスターケーブル編 その13 サブウーファー用ケーブル)
同モデルは“電気信号はケーブル内の中央部を遅いスピードで流れる”という独自の着眼点により、超低域専用の太い導体を中央に配置し、確実な低域の伝送を実現してくれる。
銅ホイルと銅網線の二重シールドにより、電磁波等の外来ノイズや外部振動の遮断も完璧な同モデルをお試しいただきたい。(季刊・オーディオアクセサリー編集部)
●モンスターケーブル社のプロフィール
モンスターケーブル社は米国カリフォルニア州、サウス・サンフランシスコに拠点を持つ大手ケーブルメーカー。社長兼エンジニアであるノエル・リー氏の手により創業される。1987年よりタイムコレクト構造を軸に綿密な構造の組み合わせによる設計を開始する。
ケーブルの音質を左右するのは、導体よりも構造や絶縁体にあるとする基本理念を基に、電磁界の影響に対する対策や、低域と高域の電波速度の違いに対する対策など、あらゆる研究を繰り返して現在に到る。
2000年に同社の技術を集結させた、新フラッグシップSPケーブルとRCAオーディオケーブルの「シグマ・レトロ・シリーズ」を発表。また、近年ではマルチチャンネルや映像系のケーブルにも力を入れ、CPの高い入門モデルからハイエンドまで幅広い対応力を誇り、まさに世界最大のケーブルメーカーとして君臨し続けている。
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