チクマ、アルミ合金を使用した電源タップ用制振ボードを発売

公開日 2003/07/11 17:58
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電源タップ用制振ボード「75CBB-3517」
●千曲精密製作所は、アルミ合金を使用した電源タップ用制振ボード「75CBB-3517」を発売した。価格は\46,000。同社は、機器に発生・伝導する不要振動を押さえ込んだり遮断するのではなく、「反射しないエネルギー移動を行いながらの減衰消滅」が理想であると考え、本製品を開発したという。

本製品は、アルミ合金「A7075」10mm厚の単板を使用し、わざとハイスピード広帯域共振をしやすくなるよう設計されている。センターに丸穴をあけ、単手方向より穴に向かって0.6mm 幅スリット加工をすることで、エネルギー移動のしやすさを追求している。床からの不要振動は四隅の特殊構造ねじ込み脚を通して素早くボードにアースする構成となっている。

また本製品は、ダイアモンド刃物による高速切削を採用。350×170mmの2枚の単板を平面加工し、振動モードのシンプル化はかり、単板特有の固有音の低減を実現している。

【問い合わせ先】
千曲精密製作所
Tel/0267-68-5311

(Phile-web編集部)

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  • ブランドCHIKUMA
  • 型番75CBB-3517
  • 価格\46,000
【SPEC】
●単板の厚さ:10mm ●ねじ込み脚:4個付属 ●外形寸法:350W×170D×約18〜25H mm ●質量:約1.6kg