アナログカートリッジ・データファイル(IKEDA編「9 MUSA」)
IKEDAの「9 MUSA」は、
アナログカートリッジ製作を追いかける中、カンチレバーを取り去った真のダイレクトカップリングを作りたいと立ち上げられたIKEDAブランドの最新機種。SUPREMOの上位機種で、現在のIKEDAカートリッジ作りのノウハウの最新の成果を導入。高剛性シェルと一体型のボディを採用。自重はSUPREMOの47gに対し、43gと軽量化が図られている。
●IKEDA(イケダ)のカートリッジの特徴
カンチレバーを無くすことで、針先はアナログレコードに音を刻む「カッターヘッド」と同じ動きをして、盤に刻まれた音声信号を忠実にピックアップ。これによって、さまざまな余分な付帯要素がなくなり、理想的なアナログ再生を実現することが出来るというもの。
カンチレバーレスと一口に言っても、その実現にはさまざまな困難な条件のクリアが必要であり、製品化までには数多くの研究と試作が重ねられて来た。代表の池田勇氏は、今もアナログオーディオファンの中で根強い人気を誇り、中古市場でも引き合いの多いアナログブランド、フリデリティリサーチを経て、イケダを設立。現在も、さらに理想的なアナログ再生を追求して新たな製品開発を行い、製品を進化させ、市場に送り出し続けている。 (季刊・オーディオアクセサリー編集部)
●取り扱い:
イケダサウンドラボズ(有)
〒337-0051
さいたま市見沼区東大宮2-31-17
TEL:048-660-2586
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