<第5回 九州ハイエンドオーディオフェア>大盛況のうちに終了

公開日 2008/04/14 19:17
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE


イベントのロゴ

主催マックスオーディオの代表、大原晴三氏。同氏によるデモも行われた
先週金曜日の11日より3日間、福岡国際会議場にて行われた「第5回 九州ハイエンドオーディオフェア」が大盛況のうちに終了した。昨年よりも確実に増えたという来場者のなかには、子連れのご家族の姿も見られるなど、非常にアットホームな空気のなかでのイベントとなった。(イベントの速報はこちら

各部屋には、マニア垂涎のフラグシップモデルからエントリーモデルまで、非常にバラエティに富んだ製品が集結。また、九州のオーディオショウでは初披露となるモデルも多く登場し、大きな注目を集めた。LINNからは今年2月に登場した「KLIMAX DS」のほか、最新アナログプレーヤー「MAJIK LP12」なども登場、後述で触れるアナログコーナーでは、McIntoshのアナログプレーヤー「MT10」などが登場し、大きな注目を集めた。

もちろん参加したメーカー/代理店は、ここぞとばかりに最高のサウンドをデモ。“○○と××の組み合わせで聴きたい!”といったユーザーの要望にも、積極的に応える姿が印象的だった。

LINNの新製品「MAJIK LP12」(最上段)

McIntoshのアナログプレーヤー「MT10」(最上段)

各部屋では来場者が熱心に耳を傾けた

特に多くの来場者を集めたA Roomでは、昨年の登場で大きな話題を呼んだ「TAD Reference One」も登場。この度初登場となるテクニカルブレーンの新ステレオパワーアンプでも鳴らされ、多くの来場者を釘付けにした。

立ち見もでたA Roomのデモ

毎年多くの人々で盛り上がりを見せるH/I Roomは今年も健在。オーディオアクセサリーからケーブル、高音質CD、中古製品、ホームシアターまで揃い、エントリーモデルも多数展示・販売。オーディオマニアのみならず、これからオーディオを楽しもうという方々で大いに賑わった。

多くの来場者で賑わったH/I Roomは、オーディオアクセサリーから高音質CD、中古製品まで一同に終結

おなじくH/I Roomではホームシアター関連製品も展示

新設されたアナログコーナーも大盛況。JBLの銘機「Paragon」とTANNOY「Canterbury/SE」が登場し、多くの来場者がその美音に酔いしれた。アナログプレーヤーや真空管アンプも現在発売されているモデルのほか、GARRARD「301」やEMT「938」など、マニア垂涎の銘機が登場。オーディオの歴史的モデルが勢ぞろいした。こうした現在と過去のコラボレーションは、このイベントだからこそ成しえたといっても過言ではないだろう。

アナログコーナーに登場した往年の銘機たちのサウンドは多くの来場者を惹きつけた

おなじアナログブースで行われた管球アンプと大口径スピーカーのデモも大盛況

アナログプレーヤーも歴史的銘機が集結。このイベントならではの企画といえる

残念ながら今回足を運べなかった方も、次回はぜひともその熱気を体験してほしい。きっとオーディオの新しい楽しみを見つけることができるはずだ。

(季刊・オーディオアクセサリー編集部)

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク