アンダンテ ラルゴの「リジッドテーブル」活用法! −新スパイクベースも登場

公開日 2009/12/22 11:19 季刊・オーディオアクセサリー編集部
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「リジッドテーブル」「サブテーブル」の全ラインアップ
アンダンテ ラルゴの「リジッドテーブル」は、軽量さと堅牢さを極限まで追求した、音質重視型のオーディオラックとして開発され、搭載した機器のポテンシャルを最大限に引き出すアイテムとして注目を集めている。

「リジッドテーブル」はもともとはLINN「LP12」のパフォーマンスを最高レベルにアップグレードするために開発されたものであるが、本機以外にも他のアナログプレーヤーはもちろん、CDプレーヤー等のデジタル再生機器からアンプまで、幅広い用途で高い音質を引き出すオーディオラックとして評価を得ており、実際にLP12ユーザー以外の用途での使用例の方が多いのだという。

このようなニーズを受け、この秋から「リジッドテーブル」シリーズの新ラインアップとして天板が520×410mmの中型サイズ「ALT-520T」(税込315,000円)と600×500mmの大型サイズ「ALT-600T」(税込378,000円)が加わった。高さはすべて455mm(天板厚含む)。従来からのラインアップの「ALT-12」はチタンパイプとアルミパイプの2仕様が用意されていたが、新製品の中型、大型モデルは強度を確保するために、チタンパイプ仕様のみとなっている。

また、共通の天板「Kボード」を使用したサブテーブルの中・大型モデルも登場した。高さ90mmの「ALT-520 SUB/T」(税込168,000円)、「ALT-600 SUB/T」(税込210,000円)と、高さ130mmの「ALT-520 SUB/T2」(税込178,500円)、「ALT-600SUB/T2」(税込220,500円)が新たに加わっている。

これだけ揃えば、ほとんどの機器に対応できるはずである。トップボードに関してもLP12専用の「Sボード」から、小社刊行『analog vol.26』にて、貝山知弘氏の導入レポートを掲載しているミッチェルのORBE専用ボード、トーレンスTD-124専用の「T124ボード」、さらにガラード専用ボードも今後発売を予定している。その他にもLP12を天板を介さずに、直接フレームから受けることができるLP12専用の「ソリッドベースアタッチメント」も登場している。

チタン・トップマウント「STM-T4」(¥26,000/4個) ※写真左はRigid tableにセットしたところ

設置の仕方

さらに、「リジッドテーブル」をすでにお持ちのユーザーにとっても朗報が届いた。トップボードに装着する専用マウントにチタン仕様が新たに登場したのだ。従来の製品に付属しているのはすべてがステンレス製。これにより、音質の大幅なグレードアップが確実になるはずだ。

それから同社のもうひとつの人気モデルであるスパイクベース「サイレント・マウント」シリーズからも新たにチタン仕様のモデル「SM-5FT」が登場。仕上げはグリーンとファイン・ポリッシュの2種類が用意されており、従来モデルよりもさらなる高性能化を実現させた。「リジッドテーブル」はもちろん、他社の軽量ラック、ゴールドムンドやスパイラルグルーヴ等をはじめとするスパイク付きのCDプレーヤーやアンプにも最適で、125度以下の純角スパイスにも対応するという。

チタン仕様のサイレントマウント「SM-5FT」(右がグリーン、左がファインポリッシュ仕上げ)¥68,000(4個)、¥52,500(3個)

「SM-5FT」(グリーン)

さらにこの「リジッドテーブル」は来春発売にて、多段ラックの開発も進んでいる。発売日等が確定次第、同ページでも紹介していくことにしよう。

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