アコリバ/AET/カイザーサウント/光城精工/サエク/ゾノトーンを比較

ティートックレコーズ、『電源ケーブル比較CD』を発売 ー 楽曲ごとに違うメーカーの製品を使用

公開日 2011/03/08 14:57 季刊オーディオアクセサリー編集部
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ティートックレコーズは、前代未聞のケーブル比較CD『The Legend of Cable』を3月9日より発売する。国内有数のケーブルメーカーの電源ケーブルを集め、収録時に1トラックずつ、違うメーカーのケーブルで録音してみたというCDである。

『The Legend of Cable』ジャケット

作品は「Trio Side - Piano Trio」と「Duo Side - Vocal」との2枚組で、2枚とも「1曲目がA社で2曲目がB社のケーブル」といったように製品を交換。参加したブランド、ケーブルは次のとおり。

【track1】アコースティック・リヴァイブ Powermax III 他
【track2】AET Evidence AC 他
【track3】カイザーサウンド Rosebkranz Maximum#43 他
【track4】光城精工 KOJO Technology Euryale 他
【track5】Saec PL-6000 他
【track6】ゾノトーン 6NPS-5.5Grandio他

アコースティック・リヴァイブの Powermax III他を使用

AET_Evidence AC他を使用


カイザーサウンド Rosebkranz Maximum #43 他を使用

KOJO Technology Euryale 他を使用


Saec PL-6000 他を使用

ゾノトーン 6NPS-5.5Grandio他

発案および制作のすべては同社代表の金野貴明氏の手による。監修に携わったのは、ケーブル愛好会の会長を自認する寺島靖国氏。

企画製作を行った金野貴明氏と、監修を担った寺島靖国誌の対談が現在発売中のオーディオアクセサリー140号に掲載中!

収録されている演奏はジャズ。彩花-iroha-(ボーカル)と北島直樹(ピアノ)によるデュオと、北島直樹ピアノトリオ(ピアノ、ベース、ドラムス)の演奏が各1枚のCDに収録されている。

なお、同じ楽曲で比較しようとすると全く同じ演奏を繰り返す必要があるが、それは不可能であるため、あえて違う楽曲での比較を実施。ケーブルの特長が活きるように選曲し、各社の良さを引き出したとしている。

また、初の試みとして、録音したままの音でバランスをとっただけの「ノンミックス」と金野貴明氏によってって各メーカーの個性、魅力をより高めた「ミックス」バージョンを収録。各ディスクの7〜12トラックにノンミックスバージョンが収められており、ミックスバージョン(1〜6トラック)と聴き比べることができる。

<作品情報>
2枚組 Duo Side / Trio Side各12曲
¥3,800 3月9日発売
96kHz/24bitレコーディング
●レコーディング時、PC(Mac Pro)、マイクプリアンプ2台、プロトゥールス用インターフェース&クロックの計5台に各メーカーの電源ケーブルを使用。その他、電源タップ、メガネケーブル(製造メーカーのみ)も使用。

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