韓Dynamic Motionの新イヤホンやSOULの海外モデルなども

【ヘッドホン祭】ラディウス、Lightning専用DAC搭載ポタアン/米Noble Audioの10ドライバーIEM

公開日 2014/05/10 21:42 ファイル・ウェブ編集部
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ヘッドホン関連のメーカーや代理店が集う展示会「春のヘッドフォン祭2014」が中野サンプラザで開幕。本項では14階に出展している各社からラディウス、サエク、WAGNUS.、CAVジャパンの出展をレポートする。

■ラディウス

ラディウスは、「Ne(new ear)」シリーズの新製品として、iOS端末のLightning端子専用DAC搭載ヘッドホンアンプ「AL-LCH21」を参考出展。

AL-LCH21

同じくLightning対応の小型DAC「AL-LCH11」にヘッドホンアンプを追加したような格好で、同様に96kHz/16bitまで対応。Made for iPhone/iPod/iPad認証を取得しており、音楽再生や早送りなどのリモコン機能も搭載している。

使用イメージ

最大出力は50mW(16Ω 10%歪)/30mW(32Ω 10%歪)で、周波数特性が20Hz〜20kHz、SN比が97dB。質量は約12gで、ケーブル長が約80mm。価格は未定だが7月頃の発売を予定しているという。

■サエクコマース

サエクコマースは、韓国Dynamic Motion社の新イヤホン「DM008P」を参考出展。

DM008P

第一弾製品の「DM008」をベースしたモデルで、筐体をフルメタルボディへと変更。独自の8mm径 Power Dynamic Driverを搭載するなど、そのほかのスペックは「DM008」から引き継いでいる。税別2万円で6月下旬の発売を予定している。

■WAGNUS.

WAGNUS.は、米国のIEMメーカーNoble Audio製品を参考展示。片側10ドライバー搭載というフラグシップ機「Noble Kaiser 10」を始めとした各モデルを実際に試聴できるようになっている。

Noble Kaiser 10

シリーズには職人による一点モノのデザインだという「Noble 4W」や「Noble 8C」などもラインナップ。「どのモデルを日本で取り扱うかなどはまだ未定」(同社スタッフ)とのことだが、「将来的にはNobleのIEMにWAGNUS.のケーブルをセットにしたコラボモデルなどもやってみたいと考えている」との言葉を聞くこともできた。

Noble 4W

本国でのラインナップと価格。導入が正式決定していないため日本での価格などは未定

■CAVジャパン

CAVジャパンは、SOULのヘッドホン各モデルやBuruTta(ブリュッタ)のポータブルヘッドホンアンプ「BRT-PA1」を展示。日本未発売の海外モデルもブースに並んでいる。

CAVジャパンのブース

海外モデルは、昨年10月に開催された「秋のヘッドフォン祭 2013」(関連ニュース)で展示されていたものと同じラインナップで、日本市場にも投入されている「Loop」の流れを汲むノイズキャンセリング対応機「JET」、スポーツ用途を意識した「COMBAT+」「TRANSFORM」というヘッドホン3機種。さらに、今回はエントリー価格帯のポップなカラーリングのイヤホン「POPS」も参考展示している。いずれも「日本市場にも導入するかは未定」(同社スタッフ)とのことだった。

写真左から「COMBAT+」「JET」「TRANSFORM

POPS

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