4月5日(日)と4月12日(日)

コンサートを生中継DSD配信する公開実験、リアルタイム体験イベントが秋葉原で開催

公開日 2015/03/25 11:44 季刊NetAudio編集部
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IIJ、ソニー、コルグ、Saidera Paradisoの4社の連携によりアナウンスされた、DSD5.6MHzによる公開ライヴストリーミング実験(公式情報)。日本国内だけではなく、海外で行われる演奏会をリアルタイムにDSD5.6MHzで長時間配信するという試みだ。

DSDライブストリーミング公式サイトの画面

一般的なCDDAのビットレートレベルでも実現が難しいと言われるライヴストリーミング配信だが、今回の実験では、DSD5.6MHzという極めて高いビットレートレベル行われるのが最大の注目点。つまり、今後の高音質配信の可能性という意味でも大きな意味を持つ公開実験となることは間違いない。

今回、そんな超注目のDSD5.6MHzライヴストリーミング公開実験をリアルタイムで体験しよう、というパブリックリスニング・イベントが、東京・秋葉原にあるオリオスペックにて開催される。

本イベントのテーマは「音楽産業としても歴史的試みとなる公開実験をみんなで”勝手に”応援しよう」というもの。

4月5日(日)に配信が予定されている11:00〜20:00の東京春祭マラソン・コンサートの模様、そして日本時間の4月12日(日)AM2:00〜4:40に配信されるベルリン・フィル演奏会の模様を、文字通りリアルタイムでオリオスペックにて体験する内容となっている。

このライヴトリーミング配信はインターネット環境を使用するため、当然のごとく受け手となるリスナーの環境も安定した配信に大きく関係する。また、実際に成功という結果となるか否かは、当日になってみなければ分からない。しかし、音楽産業にとって歴史的な一歩となるであろうこのDSD5.6MHzライヴストリーミングを体験することは、音楽ファンにとって非常に意味のあるものとなるはずだ。

もちろん、自宅でもこの公開実験は必要な機材とインターネット環境があれば自宅でも楽しむことができるが、せっかくであれば同じ意識を持つ音楽ファンとその歴史的瞬間に立ち会うのも、大きな魅力となるだろう。

オリオスペックで行われるイベントの詳細は下記の通り。ぜひ、歴史的瞬間を多くの音楽ファンと共有して欲しい。

「世界初?! DSD5.6MHzライブストリーミング配信」をパブリックリスニング!

●日時(DSD5.6MHz公開ストリーミング配信実験に合わせて開催)

・東京・春・音楽祭
 4月5日(日) 11:00〜20:00(この時間内で数回に分けて実施予定)

・サー・サイモン・ラトル指揮 ベルリン・フィル演奏会
 4月12日(日) 2:00〜4:40
 ※深夜開催のため前日11日(土)23時30分ごろよる入場開始予定

●場所:オリオスペック イベントスペース(秋葉原)
東京都千代田区外神田2-3-6 成田ビル2F
http://www.oliospec.com/xcpage/i,tempo/

●定員:15〜20名様程度

【申し込み・問い合わせ先】
MAIL/[email protected]
TEL/03-3526-5777
※先着順にて受付、定員になり次第受付終了

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