ラックスマンは真空管アンプの新製品を先行披露
「アナログオーディオフェア 2015」レポート - レコード再生のための注目オーディオ製品が集結
本日6月13日より、アナログレコード再生に焦点をあてたオーディオイベント「アナログオーディオフェア2015」が開催されている。会期は13日・14日の2日間で、会場は東京・秋葉原の損保会館。初日の開場と同時に大勢のファンが詰めかけた本イベントの模様をお伝えしていきたい。
イベントルームでは、2日間にわたって各社主催のアナログオーディオ試聴イベントが実施される。本日は最初のイベントとして、当社主催「高級カートリッジの世界を楽しもう」が開催された。講師にオーディオ評論家の鈴木裕氏を迎え、8つのカートリッジの聴き比べを実施。開場30分前からすでに立ち見が出ていたほどの盛況ぶりで、最終的には200人を超える観客を集めた。こちらのイベントの模様は追ってレポートしたい。
ラックスマンは、来週発表予定の90周年記念・真空管アンプの2モデルを先行公開した。ひとつは真空管プリアンプ「CL-38uL」で、全段低インピーダンスSRPP出力構成を採用した「CL-38uL」の特別仕様モデル。もうひとつは真空管パワーアンプ「MQ-88uL」で、こちらも90周年を記念した製品。KT88 3極管接続で出力は25W+25W、アルミダイキャスト製OY出力トランスを搭載する。いずれの製品も開場でその音を聴くことができたが、詳細は来週発表ということなので続報を待ちたい。
ほかにも6月下旬発売予定の純A級プリメインアンプ「L-590AXII」や、真空管フォノイコライザー「EQ-500」など、同社最新モデルが登場。アナログプレーヤー「PD-171A」と組み合わせてデモが行われていた。
ティアックはアナログプレーヤー「TN-350」や、最新のHi-Fi専用サブウーファー「SW-P300」、スピーカーシステム「S-300NEO」などを中心にデモ。正式発表されたばかりのUSB-DAC/ヘッドホンアンプ「UD-503」も展示されていた。
完実電気、ユキム、デジタルストリーム、ナスペック、ハイ・ファイ・ジャパンなど多くのブランドが共同出展した会場4階のルーム 404では、各社が取り扱うアナログ関連製品のデモが行われ、常に多くの来場者を集めていた。中でも注目されたブランドのひとつが、独自の光電式カートリッジを手がけるDS Audioだ。ブースではDS Audioのカートリッジ+専用イコライザー「DS-W1」、TechDACの弩級アナログプレーヤー「Air Force Two」を組み合わせてのレコード再生が行われた。
同ブースには各社の新製品や注目製品が多数登場。完実電気が取り扱うPS AUDIOからはDSDリアルタイム変換再生も可能な先進型フォノアンプ「NuWave Phono Converter」が展示。シュアのカートリッジも一堂に介した。ユキムからは、THALES Tonarmのトーンアームや、DRAABEのレコードクリーニングマシーン「NESSIE VINYLMASTER」が展示された。
QUALIA JAPANが取り扱うSPIRAL GROOVEからは、ターンテーブル「SG Revolution With Centroid」のプロトタイプも出展。INDIGOのプリアンプやパワーアンプと共にデモが行われていた。
やはり多くの来場者を集めていたのが、サエクコマース、カジハララボ、ポーカロラインらによるルーム 504だ。ここではSAECのアナログ関連ケーブルや、カジハララボが取り扱うIKEDAのカートリッジなどを中心に、アナログレコード再生のデモが終始実施された。
トライオードは、TRIODEのフラグシップとなる真空管パワーアンプ「TRX-M845」、KRONOSのトーンアーム「HELENA」とターンテーブル「SPARTA」、SPENDORのスピーカーシステムによるシステムでデモンストレーションを実施。同社アンプ各ラインナップの展示も行った。
ヨシノトレーディングのブースでは、Nottingham Analogue Studioのアナログプレーヤー「Deco」や、Clearaudiorのターンテーブル「Innovation Black」とトーンアーム「TT 2」、EARのアンプシステムなどをメインに据えた構成でレコード再生を行っていた。
スペックは、糸ドライブ砲金製40cmターンテーブルを採用したアナログターンテーブル「GMP-70」を中心に、SPECブランドのアンプ群、そして同社が取り扱うamphionのスピーカーシステムを使ったデモを行った。
エイ・アンド・エムはAIR TIGHTの真空管アンプに、同ブランドの最新スピーカー「AL-03“BONSAI”」を組み合わせたシステムを紹介。AL-03はコンパクトかつフルレンジドライバー搭載1基という構成で、同社のオーディオ思想を体現したスピーカーシステムだ。
前園サウンドラボはZONOTONEブランドのMCバランス伝送対応フォノケーブルをアピール。ハマダ電気は、超高精度なトーンアームで知られるGLANZの各製品を展示していた。アンダンテラルゴは独自ブースを構え、同社のオーディオラックやCHORDのケーブルのデモを行った。
小柳出電気商会は、スタビライザーやフォノケーブルなどOYAIDEブランドのアナログ関連アクセサリーを一斉展示。オーロラサウンドはLCR型フォノイコライザーアンプ「VIDA」のブラックモデルを展示。ヘッドホンアンプ「HEADA」と組み合わせて、お馴染みとなったアナログレコードのヘッドホン試聴デモを披露した。
ベルドリームサウンドのブースでは、超音波レコード洗浄機「US-60V」やレコード乾燥台「BD-LKD11」が定番のレコードケアグッズとして注目を集めていた。またヘッドシェルの新製品「HS-30」も展示されていた。
本イベントは明日14日も午前10時から午後18時まで開催される。注目製品が奏でるアナログサウンドを、ご自身の耳で確かめてみてはいかがだろうか。
イベントルームでは、2日間にわたって各社主催のアナログオーディオ試聴イベントが実施される。本日は最初のイベントとして、当社主催「高級カートリッジの世界を楽しもう」が開催された。講師にオーディオ評論家の鈴木裕氏を迎え、8つのカートリッジの聴き比べを実施。開場30分前からすでに立ち見が出ていたほどの盛況ぶりで、最終的には200人を超える観客を集めた。こちらのイベントの模様は追ってレポートしたい。
ラックスマンは、来週発表予定の90周年記念・真空管アンプの2モデルを先行公開した。ひとつは真空管プリアンプ「CL-38uL」で、全段低インピーダンスSRPP出力構成を採用した「CL-38uL」の特別仕様モデル。もうひとつは真空管パワーアンプ「MQ-88uL」で、こちらも90周年を記念した製品。KT88 3極管接続で出力は25W+25W、アルミダイキャスト製OY出力トランスを搭載する。いずれの製品も開場でその音を聴くことができたが、詳細は来週発表ということなので続報を待ちたい。
ほかにも6月下旬発売予定の純A級プリメインアンプ「L-590AXII」や、真空管フォノイコライザー「EQ-500」など、同社最新モデルが登場。アナログプレーヤー「PD-171A」と組み合わせてデモが行われていた。
ティアックはアナログプレーヤー「TN-350」や、最新のHi-Fi専用サブウーファー「SW-P300」、スピーカーシステム「S-300NEO」などを中心にデモ。正式発表されたばかりのUSB-DAC/ヘッドホンアンプ「UD-503」も展示されていた。
完実電気、ユキム、デジタルストリーム、ナスペック、ハイ・ファイ・ジャパンなど多くのブランドが共同出展した会場4階のルーム 404では、各社が取り扱うアナログ関連製品のデモが行われ、常に多くの来場者を集めていた。中でも注目されたブランドのひとつが、独自の光電式カートリッジを手がけるDS Audioだ。ブースではDS Audioのカートリッジ+専用イコライザー「DS-W1」、TechDACの弩級アナログプレーヤー「Air Force Two」を組み合わせてのレコード再生が行われた。
同ブースには各社の新製品や注目製品が多数登場。完実電気が取り扱うPS AUDIOからはDSDリアルタイム変換再生も可能な先進型フォノアンプ「NuWave Phono Converter」が展示。シュアのカートリッジも一堂に介した。ユキムからは、THALES Tonarmのトーンアームや、DRAABEのレコードクリーニングマシーン「NESSIE VINYLMASTER」が展示された。
QUALIA JAPANが取り扱うSPIRAL GROOVEからは、ターンテーブル「SG Revolution With Centroid」のプロトタイプも出展。INDIGOのプリアンプやパワーアンプと共にデモが行われていた。
やはり多くの来場者を集めていたのが、サエクコマース、カジハララボ、ポーカロラインらによるルーム 504だ。ここではSAECのアナログ関連ケーブルや、カジハララボが取り扱うIKEDAのカートリッジなどを中心に、アナログレコード再生のデモが終始実施された。
トライオードは、TRIODEのフラグシップとなる真空管パワーアンプ「TRX-M845」、KRONOSのトーンアーム「HELENA」とターンテーブル「SPARTA」、SPENDORのスピーカーシステムによるシステムでデモンストレーションを実施。同社アンプ各ラインナップの展示も行った。
ヨシノトレーディングのブースでは、Nottingham Analogue Studioのアナログプレーヤー「Deco」や、Clearaudiorのターンテーブル「Innovation Black」とトーンアーム「TT 2」、EARのアンプシステムなどをメインに据えた構成でレコード再生を行っていた。
スペックは、糸ドライブ砲金製40cmターンテーブルを採用したアナログターンテーブル「GMP-70」を中心に、SPECブランドのアンプ群、そして同社が取り扱うamphionのスピーカーシステムを使ったデモを行った。
エイ・アンド・エムはAIR TIGHTの真空管アンプに、同ブランドの最新スピーカー「AL-03“BONSAI”」を組み合わせたシステムを紹介。AL-03はコンパクトかつフルレンジドライバー搭載1基という構成で、同社のオーディオ思想を体現したスピーカーシステムだ。
前園サウンドラボはZONOTONEブランドのMCバランス伝送対応フォノケーブルをアピール。ハマダ電気は、超高精度なトーンアームで知られるGLANZの各製品を展示していた。アンダンテラルゴは独自ブースを構え、同社のオーディオラックやCHORDのケーブルのデモを行った。
小柳出電気商会は、スタビライザーやフォノケーブルなどOYAIDEブランドのアナログ関連アクセサリーを一斉展示。オーロラサウンドはLCR型フォノイコライザーアンプ「VIDA」のブラックモデルを展示。ヘッドホンアンプ「HEADA」と組み合わせて、お馴染みとなったアナログレコードのヘッドホン試聴デモを披露した。
ベルドリームサウンドのブースでは、超音波レコード洗浄機「US-60V」やレコード乾燥台「BD-LKD11」が定番のレコードケアグッズとして注目を集めていた。またヘッドシェルの新製品「HS-30」も展示されていた。
本イベントは明日14日も午前10時から午後18時まで開催される。注目製品が奏でるアナログサウンドを、ご自身の耳で確かめてみてはいかがだろうか。
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