数量限定でラインナップ

Sound Warrior、TCXOとOCXO両載せのクロックジェネレーター「SWD-CL10OCX」限定発売

公開日 2015/12/18 18:28 編集部:杉浦 みな子
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城下工業(株)は、自社オーディオブランド Sound Warriorから、ハイレゾ対応の小型オーディオシステム“SW Desktop Audio”の新製品として、OCXO恒温槽付高精度水晶発振器とTCXO温度補償水晶発振器を両方実装したクロックジェネレーター「SWD-CL10OCX」を、12月下旬より数量限定で発売する。価格は90,000円(税抜)。

SWD-CL10/SWD-CL10OCX

本機は、現行モデルの「SWD-CL10(関連ニュース)」に、OCXO恒温槽付高精度水晶発振器(0.01ppm)を追加実装した製品。

同社では今年7月より、スタンダードモデルのSWD-CL10購入者様を対象に、メーカー有償オプションとしてOCXOの追加実装サービスを実施しているが、本製品は出荷時にあらかじめOCXOを追加実装したものになる。なお、SWD-CL10購入者向けのアップグレードは引き続き受け付ける(従来通り、同社への直接申込みのみの対応となる)。

OCXOの追加により、スタンダードモデルに搭載するTCXO温度補償水晶発振器(0.28ppm)から生成するクロック信号の出力に加え、さらに高精度なクロック信号の生成が行える。TCXOとOCXO、それぞれから生成したクロック信号の出力切替にも対応している。

そのほかは基本的にスタンダードモデルと同じ仕様で、超高精度な10MHzルビジウムクロックやGPSクロックなどを外部から入力して各ワードクロックを生成することも可能。スーパークロックにも対応するが、スーパークロックは1、2chのBNCコネクタからの出力で、3、4chはワードクロック出力となる。

また、本機はクロック分配器としても使用可能で、マスターとなるクロックジェネレーターとSWD-CL10を接続することで、入力した外部クロック信号からの同期動作を最大4系統まで分配することができる。

【問い合わせ先】
城下工業
TEL/0268-22-0612

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