米Linkwitz LAB製スピーカーキットを本日より取り扱い開始

横浜ベイサイドネット、LXminiキット発売記念試聴会を4月16日に開催

公開日 2016/03/23 17:16 オーディオアクセサリー編集部
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(株)横浜ベイサイドネットは、ネットワーク設計の公式で知られる米国のLinkwitz LABが2014年に発表した、ハイブリッド構造で単一指向性特性をもつ2Wayアクティブスピーカー「LXmini」のスピーカー製作キットを、日本国内で初めて、3月23日より取り扱いを開始した。定価は119,400 円(税抜)。その発売を記念した試聴イベントが、4月16日(土)に横浜にて開催される。


Linkwitz LABのLXmini、オプションの塩ビ管(VP)仕様「ホワイト」バージョンによる完成品参考例

LXminiのキット部品(塩ビ管は別売オプション)。2016年3月23日〜4月30日は発売記念特別価格で118,260円(税抜)
「LXmini」は、指向性をコントロールすることで反射音(部屋の音)を排除し、非常に高い「解像感」と「音像定位」を実現したという。今回発売となるキットは、工具が必要になるような難しい加工作業をすることなく短時間で簡単に組み立てられるように工夫され、すぐに音を楽しむことができるようになっているのが特徴であるとのこと。


LXminiのスピーカーユニット配置。ミッドレンジは後面開放となっている

Linkwitz LABのLinkwitzさんと(株)横浜ベイサイドネットの吉川かおり代表(2015年に開催されたロッキーマウンテンの会場にて)
その構造はユニークな設計がなされており、ウーファーは100mm口径の塩ビ管(長さ約80cm)に垂直に取り付けられて密閉ボックス動作を行い、75mm口径の塩ビ管(長さ約13cm)に取り付けられたミッドレンジは後面開放ボックスに近いダイポール特性を得られるようになっているという。これら直角に向き合ったウーファーとミッドレンジを、デジタルプロセッサー「miniDSP 2×4」を使い、2ウェイ(700Hzクロス)方式のマルチアンプシステムとして動作させる、きわめてユニークなシステム構成が特徴とのこと。なおこのキットには、あらかじめ設計者のLinkwitzさんが最適化したネットワークデータがプリインストールされており、難しい設定の必要はないという。

【LXminiのキット部品リスト】●16cm ウーファー「Seas」『L16RN-SL (H1480)』×2個 ●10cmフルレンジ「Seas」『 FU10RB (H1600-04) 』×2個 ●DSP『miniDSP 2×4』×1個(AC電源アダプター付属) ●ウーファーマウントプレート(MDF)×2枚 ●ラバーカプラー×2個(横浜ベイサイド・キットのみ付属) ●100mm口径塩ビキャップ×2個 ●ウーファー用ベースプレート(MDF)×2枚 ●ブリッジ・ブロック(MDF)×4個 ●ゴム製フット×10個 ●スピーカーターミナル×8セット ●スピーカー用内部配線(ファストン端子付)×4本 ●RCAケーブル×左右1セット ●USBケーブル×1本 ●アコースタスタッフ×1ポンド ●その他(ボルト・ナットなど必要用部品)一式 ●LXminiスピーカーキット取扱説明書(日本語版) ●LXmini-設計書(日本語版)
※注:キットには「塩ビ管」は含まれず、自分で用意できない方はオプションで「塩ビ管あり」を選択。(VP)仕様はプラス5,000円(税抜)、(ホワイト)仕様はプラス12,000円(税抜)。また接着剤は含まれないので各自用意が必要。【オプションパーツ(別売)】●塩ビ管(VP75)×2本 ●塩ビ管(VP100)×2本



(株)横浜ベイサイドネット「桜木町店」の試聴コーナー。米国Linkwitz LAB製のスピーカーキット「LXmini」の発売を記念した試聴イベントを4月16日(土)に開催
今回のイベントでは、来場者が好きなメディア(CDやUSBメモリなど)を持参し、好きな音源で試聴できるようにされており、LXminiの魅力的なサウンドを最大限に実感していただけるようになっているという。イベント中は飲み物やお菓子なども用意しているので、ぜひ来場してその音質を体験して欲しいとのこと。また、イベント中に製作キットを購入された方には、イベント限定特価が用意されているという。

なお、イベント当日は、午前中から「訳あり特価品即売会」も合わせて行われる予定なので、興味のある方は早めにご来店くださいとのこと。

●Linkwitz LABの「LXmini」について
Linkwitz LABの「LXmini」は、ネットワーク設計の計算公式で有名なLinkwitzさんの設計による極めて特徴的なスピーカーシステムです。一般的には『無指向性』スピーカーのカテゴリーに含まれると思いますが、実際の動作原理は、ウーファーによる「モノポール」音とミッドレンジによる「ダイポール」音の融合によって、両方のソースが合計音に等しく貢献するときに「カージオイド放射」が得られ、どのような広さの空間(リスニングルーム)においても『リファレンス クオリティー』のサウンドを再生することができるシステムとなっているそうです。簡単に言えば、日本のような狭い空間においても、広いサウンドステージが得られるシステムと言えそうですね。使用しているスピーカーユニットは、「Linkwitz」さんが、ノルウエーの『Seas』に発注して制作したオリジナルユニットだそうで、ウーファーには16cmアルミ・コーン ウーファー『L16RN-SL (H1480)』を採用し、ミッドレンジには、ポリプロピレン製のカーブド・コーンを使用した新しい10cmフルレンジの『 FU10RB (H1600-04) 』を採用しています。(横浜ベイサイドネット)

イベント名称:LXminiキット発売記念試聴会
●開催日時:4月16日(土)
●開催時間:15時〜18時まで
●会場:横浜ベイサイドネット「桜木町店」
●所在地:〒231-0041:横浜市中区吉田町72 サリュートビル701
●入場料:無料、予約受け付け
●プレゼンター:熊谷健太郎氏
●イベント内容:Linkwitz LAB発表の単一指向性スピーカー「LXmini」のスピーカーキット紹介。参加者持ち込み音源による試聴。

●主催/問い合わせ:(株)横浜ベイサイドネット
TEL:045-315-2041
E-mail:[email protected]

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  • ジャンルスピーカーシステム
  • ブランドLinkwitz LAB
  • 型番LXminiキット
  • 発売日2016年03月23日
  • 価格119,400
【LXminiのキット部品リスト】●16cm ウーファー「Seas」『L16RN-SL (H1480)』×2個 ●10cmフルレンジ「Seas」『 FU10RB (H1600-04) 』×2個 ●DSP『miniDSP 2×4』×1個(AC電源アダプター付属) ●ウーファーマウントプレート(MDF)×2枚 ●ラバーカプラー×2個(横浜ベイサイド・キットのみ付属) ●100mm口径塩ビキャップ×2個 ●ウーファー用ベースプレート(MDF)×2枚 ●ブリッジ・ブロック(MDF)×4個 ●ゴム製フット×10個 ●スピーカーターミナル×8セット ●スピーカー用内部配線(ファストン端子付)×4本 ●RCAケーブル×左右1セット ●USBケーブル×1本 ●アコースタスタッフ×1ポンド ●その他(ボルト・ナットなど必要用部品)一式 ●LXminiスピーカーキット取扱説明書(日本語版) ●LXmini-設計書(日本語版)
※注:キットには「塩ビ管」は含まれず、自分で用意できない方はオプションで「塩ビ管あり」を選択。(VP)仕様はプラス5,000円(税抜)、(ホワイト)仕様はプラス12,000円(税抜)。また接着剤は含まれないので各自用意が必要。【オプションパーツ(別売)】●塩ビ管(VP75)×2本 ●塩ビ管(VP100)×2本