コイル設計と内部素材を刷新
acoustical systems、高強度チタン合金を用いたハイエンドMCカートリッジ「Aiwon」
(株)ノアは、独acoustical systems(アコースティカル・システムズ)のMCカートリッジ「Aiwon(アイウォン)」を6月15日に発売する。価格は690,000円(税抜)。
Aiwonは、同社1作目となる「Archon(アルコン)」の材質や設計思想を引き継いだMCカートリッジとなる。
コイル設計と内部素材選定を見直し、共振を抑えレコードに刻まれた音溝をより繊細にトレースするという。ドイツ・バイエルンの工房で手作業で製作されている。
シャーシには従来モデル同様、超硬度の特殊チタニウム合金である「TIMET1100」の無垢ブロックを削り出し、内部には同社のトーンアームにも採用されている特殊なダンプ液を充填している。側面に溝が彫り込まれ、24金をエポキシ樹脂で接着することで固有振動の低減を図ったとのこと。また、オーバーハング調整のためにシェルへの取り付け穴が4ヶ所備わり、利便性も高めている。
コイルには、十字状のコアに5Nランクの高純度シルバー線を対称に巻いたものを使用。その上でコイルのL/Rchの位置をわずかに離すことでチャンネルセパレーションの向上を図ったとのこと。また、巻数を調整し均一にすることでチャンネルバランスを向上。同時にムービングマスが小さくなり、クリアでハイスピードな発音と正確なトレースを実現したという。マグネットにはネオジウム磁石を採用する。
カンチレバーは、「C37」という音響特性に優れるとされる特殊なラッカーでコーティングした強化アルミニウムを使用。スタイラスには「シバタEVO」を採用。
出力電圧は0.28mV(3.8cm/sec、1kHz)、適正針圧は1,7g±0.1g。チャンネルセパレーションは32dB(1kHzにおいて)、チャンネルバランスは0.35dB未満(1kHzにおいて)となる。
周波数特性は15Hz〜32,000Hz(±2dB)、内部インピーダンスは4Ω、推奨負荷インピーダンスは40〜100Ω、カートリッジ自重は11.5gとなる。
Aiwonは、同社1作目となる「Archon(アルコン)」の材質や設計思想を引き継いだMCカートリッジとなる。
コイル設計と内部素材選定を見直し、共振を抑えレコードに刻まれた音溝をより繊細にトレースするという。ドイツ・バイエルンの工房で手作業で製作されている。
シャーシには従来モデル同様、超硬度の特殊チタニウム合金である「TIMET1100」の無垢ブロックを削り出し、内部には同社のトーンアームにも採用されている特殊なダンプ液を充填している。側面に溝が彫り込まれ、24金をエポキシ樹脂で接着することで固有振動の低減を図ったとのこと。また、オーバーハング調整のためにシェルへの取り付け穴が4ヶ所備わり、利便性も高めている。
コイルには、十字状のコアに5Nランクの高純度シルバー線を対称に巻いたものを使用。その上でコイルのL/Rchの位置をわずかに離すことでチャンネルセパレーションの向上を図ったとのこと。また、巻数を調整し均一にすることでチャンネルバランスを向上。同時にムービングマスが小さくなり、クリアでハイスピードな発音と正確なトレースを実現したという。マグネットにはネオジウム磁石を採用する。
カンチレバーは、「C37」という音響特性に優れるとされる特殊なラッカーでコーティングした強化アルミニウムを使用。スタイラスには「シバタEVO」を採用。
出力電圧は0.28mV(3.8cm/sec、1kHz)、適正針圧は1,7g±0.1g。チャンネルセパレーションは32dB(1kHzにおいて)、チャンネルバランスは0.35dB未満(1kHzにおいて)となる。
周波数特性は15Hz〜32,000Hz(±2dB)、内部インピーダンスは4Ω、推奨負荷インピーダンスは40〜100Ω、カートリッジ自重は11.5gとなる。
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