DSD 5.6MHzネイティブ再生まで対応
ヤマハ、Wi-Fi内蔵の薄型“ストリーミング”アンプ「WXA-50」「WXC-50」
公開日 2016/09/28 13:00
編集部：杉浦 みな子
ヤマハは、“ワイヤレスストリーミング”をコンセプトに掲げた、コンパクトなネットワーク対応アンプ「WXA-50」「WXC-50」を10月中旬に発売する。
WXA-50
WXC-50
いずれも、横幅214W×縦幅51.5Hmmのスリムな筐体を備える薄型アンプで、同社がHi-Fi製品やAVアンプの開発で培った技術を搭載している。本体にはWi-Fiを内蔵し、対応するヤマハ製品同士でマルチルーム再生が行える独自のネットワーク再生機能“MusicCast”に対応する。また、NASに保存した音楽ファイルをDLNAネットワーク再生できるほか、USB-A端子経由でのUSBストレージ再生、Bluetooth再生にも対応。光デジタル、アナログRCAからの音声入力にも対応する。
WXA-50（左）とWXC50（右）
WXA-50の方は2chパワーアンプを内蔵したステレオ・デジタルアンプで、様々なスピーカーと接続可能。WXC-50の方はパワーアンプ非搭載のプリアンプで、様々なオーディオ機器と組み合わせられるようにしている。それぞれ、家の中にあるネットワーク非対応のオーディオ機器に組み合わせ、手軽にネットワーク再生/MusicCast再生環境を構築できる製品としてラインナップされる。
WXA-50をスピーカー「NS-B330」と組み合わせたところ
WXC-50をヤマハの3000シリーズおよびSoavoと組み合わせたところ
内部の基本構成は2機種とも共通で、アナログ部とデジタル部との電位差を解消して微小信号の再生品位を高めるD.O.P.G.（DAC on Pure Ground）コンセプトや、ジッター除去能力を3段階に変更できるウルトラロージッターPLLモード、48bit以上の解像度を持つ高精度デジタルボリュームなど、同社がこれまでに培ってきた高音質技術を投入している。
DAC部にはESS社製の「SABRE9006AS」を採用。ネットワーク再生およびUSBストレージ再生は、2.8／5.6MHz DSDのダイレクト再生に対応しているほか、192kHz/24bitまでのAIFF/WAV/FLAC、96kHz/24bitまでのApple Losslessをサポートする。DSD以外のフォーマットではギャップレス再生にも対応している。
シャーシは、前面と側面を一体で覆う2.0mm厚の鉄製フロント＆サイドパネルと、サンドブラスト加工された1.6mm厚のアルミ製トップカバーで新開発の鉄製リジッドシャーシを包み込む構成としている。この鉄製リジッドシャーシは、1枚板の4辺を折り曲げたネジ止めなしの箱型形成で、これにより内部空間と高い剛性を確保するように工夫した。
外観は、フロント＆サイドパネルがダークシルバー、トップパネルがブラックアルマイト加工の2トーンで仕上げている。また本体は横置きと縦置きの両方に対応する。
そのほか、モデル別の詳細は以下の通り。
■ワイヤレスストリーミングアンプ
・「WXA-50」￥69,000（税抜）
WXA-50
実用最大出力115W/ch（1kHz,4Ω,10% THD）の2chデジタルアンプを内蔵するモデル。大型スピーカーも余裕をもって駆動できる出力を確保した。
音声入力はLAN、USB-A、光デジタル、アナログRCAを1系統ずつ搭載。音声出力にはアナログRCAとサブウーファー出力を装備する。オールインワン型のネットワークオーディオコンポとして使えるようにしている。
音楽再生機能としては「ダイレクトモード」にも対応。また、ヤマハ独自の圧縮音源補間技術「ミュージックエンハンサー」や、小音量時でも正確なサウンドバランスを確保できるようにした「ボリュームアダプティブEQ」、低音の量感を高める「アドバンスドバスエクステンション」なども搭載している。
■ワイヤレスストリーミングプリアンプ
・「WXC-50」￥54,000（税抜）
WXC-50
上記のWXA-50からパワーアンプを省略したプリアンプ仕様のモデル。音声入力部の仕様はWXA-50と同じで、本体にはWi-Fiを内蔵しMusicCast再生環境を構築できるほか、Bluetooth経由での音声入力にも対応する。また、音声入力はLAN、USB-A、光デジタル、アナログRCAを1系統ずつ備えている。
プリアウト端子として、光デジタル、同軸デジタル、アナログRCA、サブウーファーを装備し、手持ちのパワーアンプやプリメインアンプ、AVアンプ、アクティブスピーカーなどと組み合わせられるようにしている。
音楽再生機能としては、本機をプリアンプとして使用するための「プリアンプ」モードと、単体ネットワークプレーヤーとして使用できる「プレーヤー」モードを装備しており、「プレーヤー」モードでは音質補正回路をジャンプすることでより純度の高い再生が行えるよう配慮した。
そのほか、上述のWXA-50と同じく「ダイレクトモード」や「ミュージックエンハンサー」、「ボリュームアダプティブEQ」「アドバンスドバスエクステンション」などの機能にも対応する。
【問い合わせ先】
ヤマハお客様コミュニケーションセンター
オーディオ・ビジュアル機器ご相談窓口
TEL/0570-01-1808（ナビダイヤル）
TEL/053-460-3409（携帯電話、PHS）
WXA-50
WXC-50
いずれも、横幅214W×縦幅51.5Hmmのスリムな筐体を備える薄型アンプで、同社がHi-Fi製品やAVアンプの開発で培った技術を搭載している。本体にはWi-Fiを内蔵し、対応するヤマハ製品同士でマルチルーム再生が行える独自のネットワーク再生機能“MusicCast”に対応する。また、NASに保存した音楽ファイルをDLNAネットワーク再生できるほか、USB-A端子経由でのUSBストレージ再生、Bluetooth再生にも対応。光デジタル、アナログRCAからの音声入力にも対応する。
WXA-50（左）とWXC50（右）
WXA-50の方は2chパワーアンプを内蔵したステレオ・デジタルアンプで、様々なスピーカーと接続可能。WXC-50の方はパワーアンプ非搭載のプリアンプで、様々なオーディオ機器と組み合わせられるようにしている。それぞれ、家の中にあるネットワーク非対応のオーディオ機器に組み合わせ、手軽にネットワーク再生/MusicCast再生環境を構築できる製品としてラインナップされる。
WXA-50をスピーカー「NS-B330」と組み合わせたところ
WXC-50をヤマハの3000シリーズおよびSoavoと組み合わせたところ
内部の基本構成は2機種とも共通で、アナログ部とデジタル部との電位差を解消して微小信号の再生品位を高めるD.O.P.G.（DAC on Pure Ground）コンセプトや、ジッター除去能力を3段階に変更できるウルトラロージッターPLLモード、48bit以上の解像度を持つ高精度デジタルボリュームなど、同社がこれまでに培ってきた高音質技術を投入している。
DAC部にはESS社製の「SABRE9006AS」を採用。ネットワーク再生およびUSBストレージ再生は、2.8／5.6MHz DSDのダイレクト再生に対応しているほか、192kHz/24bitまでのAIFF/WAV/FLAC、96kHz/24bitまでのApple Losslessをサポートする。DSD以外のフォーマットではギャップレス再生にも対応している。
シャーシは、前面と側面を一体で覆う2.0mm厚の鉄製フロント＆サイドパネルと、サンドブラスト加工された1.6mm厚のアルミ製トップカバーで新開発の鉄製リジッドシャーシを包み込む構成としている。この鉄製リジッドシャーシは、1枚板の4辺を折り曲げたネジ止めなしの箱型形成で、これにより内部空間と高い剛性を確保するように工夫した。
外観は、フロント＆サイドパネルがダークシルバー、トップパネルがブラックアルマイト加工の2トーンで仕上げている。また本体は横置きと縦置きの両方に対応する。
そのほか、モデル別の詳細は以下の通り。
■ワイヤレスストリーミングアンプ
・「WXA-50」￥69,000（税抜）
WXA-50
実用最大出力115W/ch（1kHz,4Ω,10% THD）の2chデジタルアンプを内蔵するモデル。大型スピーカーも余裕をもって駆動できる出力を確保した。
音声入力はLAN、USB-A、光デジタル、アナログRCAを1系統ずつ搭載。音声出力にはアナログRCAとサブウーファー出力を装備する。オールインワン型のネットワークオーディオコンポとして使えるようにしている。
音楽再生機能としては「ダイレクトモード」にも対応。また、ヤマハ独自の圧縮音源補間技術「ミュージックエンハンサー」や、小音量時でも正確なサウンドバランスを確保できるようにした「ボリュームアダプティブEQ」、低音の量感を高める「アドバンスドバスエクステンション」なども搭載している。
■ワイヤレスストリーミングプリアンプ
・「WXC-50」￥54,000（税抜）
WXC-50
上記のWXA-50からパワーアンプを省略したプリアンプ仕様のモデル。音声入力部の仕様はWXA-50と同じで、本体にはWi-Fiを内蔵しMusicCast再生環境を構築できるほか、Bluetooth経由での音声入力にも対応する。また、音声入力はLAN、USB-A、光デジタル、アナログRCAを1系統ずつ備えている。
プリアウト端子として、光デジタル、同軸デジタル、アナログRCA、サブウーファーを装備し、手持ちのパワーアンプやプリメインアンプ、AVアンプ、アクティブスピーカーなどと組み合わせられるようにしている。
音楽再生機能としては、本機をプリアンプとして使用するための「プリアンプ」モードと、単体ネットワークプレーヤーとして使用できる「プレーヤー」モードを装備しており、「プレーヤー」モードでは音質補正回路をジャンプすることでより純度の高い再生が行えるよう配慮した。
そのほか、上述のWXA-50と同じく「ダイレクトモード」や「ミュージックエンハンサー」、「ボリュームアダプティブEQ」「アドバンスドバスエクステンション」などの機能にも対応する。
【問い合わせ先】
ヤマハお客様コミュニケーションセンター
オーディオ・ビジュアル機器ご相談窓口
TEL/0570-01-1808（ナビダイヤル）
TEL/053-460-3409（携帯電話、PHS）
この記事をシェアする
関連リンク
トピック
