3種類の仕上げを用意
ソナス・ファベール、上位機譲りの技術を投入した新スピーカー「Sonetto」。ペア約20万円から
(株)ノアは、Sonus Faber(ソナス・ファベール)のスピーカーシステム「Sonetto(ソネット)」を4機種を9月10日に発売する。
■Sonetto VIII(ソネット8)
フロアスタンディング型スピーカー
900,000円(税抜/ペア)
■Sonetto III (ソネット3)
フロアスタンディング型スピーカー
500,000円(税抜/ペア)
■Sonetto I(ソネット1)
ブックシェルフ型スピーカー
198,000円(税抜/ペア)
■Stand Sonetto(スタンド・ソネット)
66,000円(税抜/ペア)
■Sonetto Center(ソネット・センター)
センタースピーカー
150,000円(税抜/1本)
キャビネットの仕上げは、Wood(ウォールナット)/Piano Black/Matte Whiteの3種類が用意される。
従来のVENEREシリーズ(関連ニュース)に置き換わる新シリーズ。“Sonett(ソネット)”の語源は、ルネサンス期にイタリアで創始されたと言われる“小さな歌、サウンド、メロディー”を意味する14行の定型詩で、「音楽を美しく奏でる」という意味を込めて命名された。イタリアの職人による手作業の仕上げにより、北イタリア・ヴィチェンツァの工房で製造され、数々の上級モデルで培ってきた技術が惜しみなく投入されているとしている。
トゥイーターには、繊細なDKM製シルク・ソフトドームとリングラジエターの指向特性を融合した独自のアローポイント・DAD ツイーターを搭載。伸びやかで澄み切った広域再生を目指した。またメインバッフルとのデカップリングのために、粘性のある専用バッフルが採用された。
ミッドレンジ・ドライバーには、ケナフやカポック、セルロースなどの素材をブレンドした軽量・高剛性のダイアフラムを採用。これを強力な磁気回路によって駆動する。また、上級モデルで開発された技術を活かして、ダイヤフラムの表面は高粘度のダンピング材で処理、残留するコーンの色付け要因を一掃したという。また、ダイキャスト製バスケットを採用し、強力な磁気回路での駆動に耐えうる高剛性な造りだという。Sonetto Iでは、このドライバー・ユニットが中・低域再生を担う。
ウーファー・ドライバーには、軽量かつ高剛性のアルミニウム合金製ダイアフラム、ミッドレンジ同様のダイキャスト製バスケットを採用。低域信号に対し忠実な高速レスポンスを実現することが特徴だという。Sonetto IIIでは150mm を、Sonetto VIIIでは180mmドライバーを搭載する。
クロスオーバー・ネットワークは、同社独自の「パラクロス・トポロジー」技術に基づき、セミバランス構成とした3次ハイパス回路を採用。各ドライバー・ユニットの位相の最適化を図った。
いずれもボトム・バスレフ構成を採用。フロア型では大口径リフレックスポートが底面に配置され、各ドライバー・ユニット の背圧を適切にコントロール、スプリアス振動の影響を受けない豊かな低域を360度に拡散させるという。ブックシェルフ型では、底面からの排圧を前方に放射させることで、キャビネットのサイズ感を超える低域再生を実現するとした。
ベース部とスパイクに使用されるメタル材には、 堅牢で剛性の高い押出成形のアルミニウム合金材を採用。
天面はレザー張りで、同社の「オリンピカ」シリーズと同様にはメーカーロゴマークが刻印。手触りの滑らかな皮革素材が使用され、手縫いのステッチが施されている。
Sonetto VIII(ソネット8)
形式:3ウェイ・5スピーカー、バスレフ方式フロアスタンディング型
高域:29mmアローポイントDADシルク・ソフトドーム
中域:150mmコーン型
低域:180mmコーン型×3
クロスオーバー周波数:270Hz、3,000Hz
周波数特性:36Hz - 25kHz
出力音圧レベル:90dB SPL
インピーダンス:4Ω
最大入力電圧:22Vrms
外形寸法:283W×1,188H×427Dmm
質量:26.3kg(1本)
Sonetto III (ソネット3)
形式:3ウェイ・4スピーカー、バスレフ方式フロアスタンディング型
高域:29mmアローポイントDADシルク・ソフトドーム
中域:150mmコーン型
低域:150mmコーン型×2
クロスオーバー周波数:220Hz、3,250Hz
周波数特性:42Hz - 25kHz
出力音圧レベル:89dB SPL
インピーダンス:4Ω
最大入力電圧:22Vrms
外形寸法:219W×1,018H×305Dmm
質量:16kg(1本)
Sonetto I(ソネット1)
形式:2ウェイ・2スピーカー バスレフ方式ブックシェルフ型
高域:29mm アローポイントDADシルク・ソフトドーム型
中低域:150mmコーン型
クロスオーバー周波数:2,500Hz
周波数特性:45Hz - 25kHz
出力音圧レベル:87dB SPL
インピーダンス:4Ω
最大入力電圧:20Vrms
外形寸法:219W×359H×305Dmm
質量:5.5kg(1本、スタンドを除く)
Sonetto Center(ソネット・センター)
形式:2ウェイ・3スピーカー バスレフ型
高域:29mmアローポイントDADシルク・ソフトドーム型
中域:150mmコーン型×2
クロスオーバー周波数:1,550Hz
周波数特性:60Hz - 25kHz
出力音圧レベル:90dB SPL
インピーダンス:4Ω
最大入力電圧:20Vrms
外形寸法:495W×242H×303Dmm
質量:6.5kg(1本)
また、現行機種の「IL Cremonese」(関連ニュース)と「OLYMPICA(I/II/III/Center)」に新色“Wenge(ウェンゲ)”が追加された。価格は、既発売の仕上げと同価格。
Wengeは、アフリカ産の広葉樹であるウェンゲ材を使用した仕上げ。同社の「オマージュ・トラディション」「アイーダII」では既に採用されており、L Cremoneseではハイグロス・ラッカー仕上げ、OLYMPICAでは中光沢ラッカー仕上げとなる。
■Sonetto VIII(ソネット8)
フロアスタンディング型スピーカー
900,000円(税抜/ペア)
■Sonetto III (ソネット3)
フロアスタンディング型スピーカー
500,000円(税抜/ペア)
■Sonetto I(ソネット1)
ブックシェルフ型スピーカー
198,000円(税抜/ペア)
■Stand Sonetto(スタンド・ソネット)
66,000円(税抜/ペア)
■Sonetto Center(ソネット・センター)
センタースピーカー
150,000円(税抜/1本)
キャビネットの仕上げは、Wood(ウォールナット)/Piano Black/Matte Whiteの3種類が用意される。
従来のVENEREシリーズ(関連ニュース)に置き換わる新シリーズ。“Sonett(ソネット)”の語源は、ルネサンス期にイタリアで創始されたと言われる“小さな歌、サウンド、メロディー”を意味する14行の定型詩で、「音楽を美しく奏でる」という意味を込めて命名された。イタリアの職人による手作業の仕上げにより、北イタリア・ヴィチェンツァの工房で製造され、数々の上級モデルで培ってきた技術が惜しみなく投入されているとしている。
トゥイーターには、繊細なDKM製シルク・ソフトドームとリングラジエターの指向特性を融合した独自のアローポイント・DAD ツイーターを搭載。伸びやかで澄み切った広域再生を目指した。またメインバッフルとのデカップリングのために、粘性のある専用バッフルが採用された。
ミッドレンジ・ドライバーには、ケナフやカポック、セルロースなどの素材をブレンドした軽量・高剛性のダイアフラムを採用。これを強力な磁気回路によって駆動する。また、上級モデルで開発された技術を活かして、ダイヤフラムの表面は高粘度のダンピング材で処理、残留するコーンの色付け要因を一掃したという。また、ダイキャスト製バスケットを採用し、強力な磁気回路での駆動に耐えうる高剛性な造りだという。Sonetto Iでは、このドライバー・ユニットが中・低域再生を担う。
ウーファー・ドライバーには、軽量かつ高剛性のアルミニウム合金製ダイアフラム、ミッドレンジ同様のダイキャスト製バスケットを採用。低域信号に対し忠実な高速レスポンスを実現することが特徴だという。Sonetto IIIでは150mm を、Sonetto VIIIでは180mmドライバーを搭載する。
クロスオーバー・ネットワークは、同社独自の「パラクロス・トポロジー」技術に基づき、セミバランス構成とした3次ハイパス回路を採用。各ドライバー・ユニットの位相の最適化を図った。
いずれもボトム・バスレフ構成を採用。フロア型では大口径リフレックスポートが底面に配置され、各ドライバー・ユニット の背圧を適切にコントロール、スプリアス振動の影響を受けない豊かな低域を360度に拡散させるという。ブックシェルフ型では、底面からの排圧を前方に放射させることで、キャビネットのサイズ感を超える低域再生を実現するとした。
ベース部とスパイクに使用されるメタル材には、 堅牢で剛性の高い押出成形のアルミニウム合金材を採用。
天面はレザー張りで、同社の「オリンピカ」シリーズと同様にはメーカーロゴマークが刻印。手触りの滑らかな皮革素材が使用され、手縫いのステッチが施されている。
Sonetto VIII(ソネット8)
形式:3ウェイ・5スピーカー、バスレフ方式フロアスタンディング型
高域:29mmアローポイントDADシルク・ソフトドーム
中域:150mmコーン型
低域:180mmコーン型×3
クロスオーバー周波数:270Hz、3,000Hz
周波数特性:36Hz - 25kHz
出力音圧レベル:90dB SPL
インピーダンス:4Ω
最大入力電圧:22Vrms
外形寸法:283W×1,188H×427Dmm
質量:26.3kg(1本)
Sonetto III (ソネット3)
形式:3ウェイ・4スピーカー、バスレフ方式フロアスタンディング型
高域:29mmアローポイントDADシルク・ソフトドーム
中域:150mmコーン型
低域:150mmコーン型×2
クロスオーバー周波数:220Hz、3,250Hz
周波数特性:42Hz - 25kHz
出力音圧レベル:89dB SPL
インピーダンス:4Ω
最大入力電圧:22Vrms
外形寸法:219W×1,018H×305Dmm
質量:16kg(1本)
Sonetto I(ソネット1)
形式:2ウェイ・2スピーカー バスレフ方式ブックシェルフ型
高域:29mm アローポイントDADシルク・ソフトドーム型
中低域:150mmコーン型
クロスオーバー周波数:2,500Hz
周波数特性:45Hz - 25kHz
出力音圧レベル:87dB SPL
インピーダンス:4Ω
最大入力電圧:20Vrms
外形寸法:219W×359H×305Dmm
質量:5.5kg(1本、スタンドを除く)
Sonetto Center(ソネット・センター)
形式:2ウェイ・3スピーカー バスレフ型
高域:29mmアローポイントDADシルク・ソフトドーム型
中域:150mmコーン型×2
クロスオーバー周波数:1,550Hz
周波数特性:60Hz - 25kHz
出力音圧レベル:90dB SPL
インピーダンス:4Ω
最大入力電圧:20Vrms
外形寸法:495W×242H×303Dmm
質量:6.5kg(1本)
また、現行機種の「IL Cremonese」(関連ニュース)と「OLYMPICA(I/II/III/Center)」に新色“Wenge(ウェンゲ)”が追加された。価格は、既発売の仕上げと同価格。
Wengeは、アフリカ産の広葉樹であるウェンゲ材を使用した仕上げ。同社の「オマージュ・トラディション」「アイーダII」では既に採用されており、L Cremoneseではハイグロス・ラッカー仕上げ、OLYMPICAでは中光沢ラッカー仕上げとなる。
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