Markaudioの創始者が最新ユニットを紹介
<AUDIO BASE>QUADRALが旗艦スピーカー「TITAN9」をデモ/オーディオデザイン、旗艦フォノアンプを披露
本日25日と明日26日の2日間にわたって開催されているオーディオイベント「TOKYO AUDIO BASE」。本稿では、ゾノトーン、フィディリティムサウンド、ネットワークジャパン、オーディオデザインなどのブースをレポートする。
■ゾノトーン/フィディリティムサウンド/47研究所
ゾノトーンとフィデリティムサウンド、47研究所は、共同でブースを出展。様々な試聴イベントが実施され、開場から多くの来場者を集めていた。
試聴イベントでは、フィディリティムサウンドが取り扱う、Markaudio(マークオーディオ)のスピーカーを使用。またケーブルにはすべてゾノトーンの製品が使用されている。ブースではゾノトーンのケーブル比較試聴も行われた。
昨年に引き続き、マークオーディオの創始者であり自らユニット開発を行うマーク・フェンロン氏が登場。シングルサスペンション・スピーカーユニット「Alpair7MS」「Alpair11MS」について、開発エピソードや製品の紹介を行った。
また現時点で未発表という、マークオーディオ「NC5」にMAOP処理を行ったモデルが展示・試聴。こちらはマーク氏がテスト用として作ったもので、20ペアほどしか存在しないという。連絡すれば3万円ほどで販売を行うとのこと。
また昨年発売されたスピーカー「NC11」もブースに用意されており、メープルモデルとウォールナットモデルでの比較試聴も行われている。
47研究所からは、ノントラッキングトーンアーム「Model 4743 Exact Trace」、バッテリドライブのターンテーブル「Simple KOMA」をはじめとした製品を展示。
Model 4743 Exact Traceは1基のトーンアームを2本のアームで構成することで、トラッキングミスを限りなく抑えたとしている。説明員によると、痛みのひどいレコードであってもより正確に再生でき、チャンネルセパレーションにも優れているとのこと。3月発売予定で、価格は35万円前後で予定されている。
またSimple KOMAは、単3電池で動作することができるターンテーブル。エネループであれば4本で約30時間、8本であれば3日以上回転させることができるという。こちらも3月の発売予定となっており、価格は30万円前後とのことだ。
■ネットワークジャパン
同社が取り扱うドイツのスピーカーブランド「QUADRAL」、オーディオラックブランド「SOUNDMAGIC」、フランスのケーブルブランド「REAL CABLE」の製品を出展した。
ブースにはQUADRALのフラグシップシリーズ “AURUM9”の各モデルが勢揃い。フラグシップとなるフロア型スピーカー「AURUM TITAN9」も用意され、デモが行われた。AURUM9は独自のリボントゥイーター「quSENSE」と、その高域再生能力を支えるALTIMAウーファーを特徴とするQUADRALの最新世代モデルだ。
同ブースのラックには、SOUNDMAGICの新製品となる大型機器向けオーディオラック「EXシリーズ」を使用。従来のラックの板厚は18mmだが、同製品では24mmの厚さで設計。支柱も剛性の高いものが使用されているとのことで、また奥行きに関しても海外の大型アンプなど使用できるように配慮されているという
スピーカーケーブルには、参考出展となるREAL CABLE「CHAMBORD」を使用。こちらは春頃の発売予定、2m・ペアで11万円くらいを予定しているとのこと。同ブランドのケーブルは美しい中音域が特徴とのことだが、CHAMBORDはここに音のしなやかさも加わったという。
■オーディオデザイン
オーディオデザインは、昨年12月に発売されたばかりの最新フォノアンプ「DCEQ-1000」と2017年発売のパワー・アンプ「DCPW-240」を主に使用した、レコード演奏中心のデモを実施。加えて各種MM/MC カートリッジの試聴比較や、高音質録音レコードの聴き比べが行われていた。なおDCEQ-1000は、最終製品版のイベントでのデモは初になるという。
DCEQ-1000は同社初の100万円クラス製品となる最上位フォノアンプ。MC、MM専用設計のフォノイコライザーアンプに加えて、本格なプリアンプ機能を内蔵。MCカートリッジ用EQアンプには完全ディスクリート構成のNF型イコライザーアンプを採用。S/Nや音質などにおいて現時点で総合的に最も良い結果が得られたとしてNF型を採用したという。MMカートリッジ用EQアンプは2ステージ型NF回路となっており、表面実装のディスクリート構成アンプを1chあたり3ユニット使用する(関連ニュース)。
DCPW-240は3代目を数えるパワーアンプ。回路はディスクリート構成で、出力段にはアンプユニットを4つ搭載。これによりバランス入力時にはフルバンス駆動を行うことができる。下部にトランス、電解コンデンサを置き、上部に信号回路を配した2階建て構造として干渉を排除。オーディオ用電解コンデンサ、金属箔エミッタ抵抗、オーディオ用カーボン抵抗といった最高級部品を奢ったことも特徴だ。
■アイコール
アイコールのブースでは、バキューム式スタビライザー「VACUUM DISM MATE IQ 1300A」を用いて試聴ブースを展開。
同アイテムはレコード盤の反りや歪みをバキューム方式でマグネシウム・ディスクに吸着させて解消するというアクセサリー。ターンテーブルシートである「マグネシウム・ディスク」、吸引装置としての「サクション・ボックス/サクション・カラー」、吸着作業時にレコード盤にかぶせる「吸着アダプター」の3種類で構成される。
またレコードクリーニングマシン「クリーンメイト IQ1100A」も用意され、実際にクリーニングを行い、試聴をするデモも行われている。
■六本木工学研究所
六本木工学研究所では、同社が扱う「seas」製の同軸ドライバーユニットをデモ。デモに使われた同軸ドライバー「L12RE/XFC」は2万円程で販売されているという。
■ゾノトーン/フィディリティムサウンド/47研究所
ゾノトーンとフィデリティムサウンド、47研究所は、共同でブースを出展。様々な試聴イベントが実施され、開場から多くの来場者を集めていた。
試聴イベントでは、フィディリティムサウンドが取り扱う、Markaudio(マークオーディオ)のスピーカーを使用。またケーブルにはすべてゾノトーンの製品が使用されている。ブースではゾノトーンのケーブル比較試聴も行われた。
昨年に引き続き、マークオーディオの創始者であり自らユニット開発を行うマーク・フェンロン氏が登場。シングルサスペンション・スピーカーユニット「Alpair7MS」「Alpair11MS」について、開発エピソードや製品の紹介を行った。
また現時点で未発表という、マークオーディオ「NC5」にMAOP処理を行ったモデルが展示・試聴。こちらはマーク氏がテスト用として作ったもので、20ペアほどしか存在しないという。連絡すれば3万円ほどで販売を行うとのこと。
また昨年発売されたスピーカー「NC11」もブースに用意されており、メープルモデルとウォールナットモデルでの比較試聴も行われている。
47研究所からは、ノントラッキングトーンアーム「Model 4743 Exact Trace」、バッテリドライブのターンテーブル「Simple KOMA」をはじめとした製品を展示。
Model 4743 Exact Traceは1基のトーンアームを2本のアームで構成することで、トラッキングミスを限りなく抑えたとしている。説明員によると、痛みのひどいレコードであってもより正確に再生でき、チャンネルセパレーションにも優れているとのこと。3月発売予定で、価格は35万円前後で予定されている。
またSimple KOMAは、単3電池で動作することができるターンテーブル。エネループであれば4本で約30時間、8本であれば3日以上回転させることができるという。こちらも3月の発売予定となっており、価格は30万円前後とのことだ。
■ネットワークジャパン
同社が取り扱うドイツのスピーカーブランド「QUADRAL」、オーディオラックブランド「SOUNDMAGIC」、フランスのケーブルブランド「REAL CABLE」の製品を出展した。
ブースにはQUADRALのフラグシップシリーズ “AURUM9”の各モデルが勢揃い。フラグシップとなるフロア型スピーカー「AURUM TITAN9」も用意され、デモが行われた。AURUM9は独自のリボントゥイーター「quSENSE」と、その高域再生能力を支えるALTIMAウーファーを特徴とするQUADRALの最新世代モデルだ。
同ブースのラックには、SOUNDMAGICの新製品となる大型機器向けオーディオラック「EXシリーズ」を使用。従来のラックの板厚は18mmだが、同製品では24mmの厚さで設計。支柱も剛性の高いものが使用されているとのことで、また奥行きに関しても海外の大型アンプなど使用できるように配慮されているという
スピーカーケーブルには、参考出展となるREAL CABLE「CHAMBORD」を使用。こちらは春頃の発売予定、2m・ペアで11万円くらいを予定しているとのこと。同ブランドのケーブルは美しい中音域が特徴とのことだが、CHAMBORDはここに音のしなやかさも加わったという。
■オーディオデザイン
オーディオデザインは、昨年12月に発売されたばかりの最新フォノアンプ「DCEQ-1000」と2017年発売のパワー・アンプ「DCPW-240」を主に使用した、レコード演奏中心のデモを実施。加えて各種MM/MC カートリッジの試聴比較や、高音質録音レコードの聴き比べが行われていた。なおDCEQ-1000は、最終製品版のイベントでのデモは初になるという。
DCEQ-1000は同社初の100万円クラス製品となる最上位フォノアンプ。MC、MM専用設計のフォノイコライザーアンプに加えて、本格なプリアンプ機能を内蔵。MCカートリッジ用EQアンプには完全ディスクリート構成のNF型イコライザーアンプを採用。S/Nや音質などにおいて現時点で総合的に最も良い結果が得られたとしてNF型を採用したという。MMカートリッジ用EQアンプは2ステージ型NF回路となっており、表面実装のディスクリート構成アンプを1chあたり3ユニット使用する(関連ニュース)。
DCPW-240は3代目を数えるパワーアンプ。回路はディスクリート構成で、出力段にはアンプユニットを4つ搭載。これによりバランス入力時にはフルバンス駆動を行うことができる。下部にトランス、電解コンデンサを置き、上部に信号回路を配した2階建て構造として干渉を排除。オーディオ用電解コンデンサ、金属箔エミッタ抵抗、オーディオ用カーボン抵抗といった最高級部品を奢ったことも特徴だ。
■アイコール
アイコールのブースでは、バキューム式スタビライザー「VACUUM DISM MATE IQ 1300A」を用いて試聴ブースを展開。
同アイテムはレコード盤の反りや歪みをバキューム方式でマグネシウム・ディスクに吸着させて解消するというアクセサリー。ターンテーブルシートである「マグネシウム・ディスク」、吸引装置としての「サクション・ボックス/サクション・カラー」、吸着作業時にレコード盤にかぶせる「吸着アダプター」の3種類で構成される。
またレコードクリーニングマシン「クリーンメイト IQ1100A」も用意され、実際にクリーニングを行い、試聴をするデモも行われている。
■六本木工学研究所
六本木工学研究所では、同社が扱う「seas」製の同軸ドライバーユニットをデモ。デモに使われた同軸ドライバー「L12RE/XFC」は2万円程で販売されているという。
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