MPC省略やDACのグレードダウンなど実施
Conclusion、高音質FMチューナーの“本質を研ぎ澄ませた”コストダウンモデル「C-FT100」
港北ネットワークサービスは、Conclusion(コンクルージョン)ブランドのフルデジタルFMチューナー「C-FT100」のクラウドファンディングをGREEN FUNDINGにて開始。通常価格は149,800円を予定しており、10%オフになるSuper Early Birdをはじめ計5プランを用意する。
同社は昨年、フルデジタル処理によって高音質を追求したというFMチューナー「C-FT1000」「C-FT500」を発表し、GREEN FUNDINGでのクラウドファンディングを実施した。今回のC-FT100は、C-FT1000の受信性能はそのまま、MPC(マルチパスキャンセラー)を省くなどでコストダウンとシンプル化を果たしたモデルとなる。クラウドファンディング期間は5月15日までで、製品の発送は9月以降を予定。
C-FT1000ではアンテナからのRF信号を直接A/D変換し、デジタル信号処理を行うことで音声を復調する「RFダイレクトサンプリング方式」を開発・採用したことで、従来のFMチューナーと比べS/N、ステレオ分離度、歪率など全ての指標において最高の受信性能を実現したという。また、高性能なFPGAにプログラムを組み込むことでマルチパスの影響を強力に除去する学習機能付きのMPCも搭載していた。
しかしその開発過程で、一部のCATVから再送出されるFM放送を受信している場合など、MPCを必要としない・あまり有効でない環境が少なからずあることに気づいたという。そこで、C-FT100ではMPCの複雑な処理を省く代わりによりコンパクトなFPGAに変更。さらにアナログ出力をモニター用途に絞り、DACチップをESS「ES9038PRO」からTI製の中級クラスのものに変更してコストダウンを実現した。
心臓部であるFPGAのFM電波から音声信号を取り出すプロセスはC-FT1000と同様なため、「よりピュアでFMチューナーとしての本質を研ぎ澄ませた」FMチューナーだと説明。C-FT1000と同じ最大192kHz/24bitのデジタル出力をサポートすることから、好みのDACに接続すれば高音質なアナログ出力が楽しめるとしている。
また、アナログ出力に「C-FT500」とほぼ同じものを採用するため、外部DACを用意しなくてもアナログ音声を楽しむことが可能。外形寸法は430W×80H×320Dmmで、質量は5.3kg。
“C-FTシリーズ”共通のオプションである「MPD-1」も用意。電波の受信状況をリアルタイムで視認できるデバイスで、C-FT1000/500と表示項目は変わるものの、将来的にC-FT1000/500にアップグレードした場合もMPD-1は引き続き使うことができる。
同社は昨年、フルデジタル処理によって高音質を追求したというFMチューナー「C-FT1000」「C-FT500」を発表し、GREEN FUNDINGでのクラウドファンディングを実施した。今回のC-FT100は、C-FT1000の受信性能はそのまま、MPC(マルチパスキャンセラー)を省くなどでコストダウンとシンプル化を果たしたモデルとなる。クラウドファンディング期間は5月15日までで、製品の発送は9月以降を予定。
C-FT1000ではアンテナからのRF信号を直接A/D変換し、デジタル信号処理を行うことで音声を復調する「RFダイレクトサンプリング方式」を開発・採用したことで、従来のFMチューナーと比べS/N、ステレオ分離度、歪率など全ての指標において最高の受信性能を実現したという。また、高性能なFPGAにプログラムを組み込むことでマルチパスの影響を強力に除去する学習機能付きのMPCも搭載していた。
しかしその開発過程で、一部のCATVから再送出されるFM放送を受信している場合など、MPCを必要としない・あまり有効でない環境が少なからずあることに気づいたという。そこで、C-FT100ではMPCの複雑な処理を省く代わりによりコンパクトなFPGAに変更。さらにアナログ出力をモニター用途に絞り、DACチップをESS「ES9038PRO」からTI製の中級クラスのものに変更してコストダウンを実現した。
心臓部であるFPGAのFM電波から音声信号を取り出すプロセスはC-FT1000と同様なため、「よりピュアでFMチューナーとしての本質を研ぎ澄ませた」FMチューナーだと説明。C-FT1000と同じ最大192kHz/24bitのデジタル出力をサポートすることから、好みのDACに接続すれば高音質なアナログ出力が楽しめるとしている。
また、アナログ出力に「C-FT500」とほぼ同じものを採用するため、外部DACを用意しなくてもアナログ音声を楽しむことが可能。外形寸法は430W×80H×320Dmmで、質量は5.3kg。
“C-FTシリーズ”共通のオプションである「MPD-1」も用意。電波の受信状況をリアルタイムで視認できるデバイスで、C-FT1000/500と表示項目は変わるものの、将来的にC-FT1000/500にアップグレードした場合もMPD-1は引き続き使うことができる。
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