★ ★ ★山之内 正のCESデジタルAVレポート(3)★ ★ ★
テレビとネットワークとハードディスクレコーダーを合体したUltimateTV(“究極のテレビ!”)。本体(左)と画面(右) |
同社が盛んにデモを行ったテーマのひとつが、テレビとネットワークとハードディスクレコーダーを合体したUltimateTVだ。ソニー、ディレクTTVなどと共同で開発したこのテレビサービスは、インターネット、放送、ビデオのそれぞれの機能をリンクすることで、テレビを見るスタイルを一新させるというもの。
チーム名を入力してお気に入りチームのフットボールの試合だけを録画するなど、充実したEPGと組み合わせてさまざまな機能を実現している。ソニーのハードディスクレコーダーの使い勝手をさらに向上させた印象だった。最長録画時間は35時間と、かなり長い。
同様なサービスはTiVOやReplayTVがすでに行っており、両社も新しい機能のデモを行った。ディレクTVチューナーと組み合わせてデュアル衛星チューナーを機能を実現すると、子画面で別番組を見たり、同時に2番組を録画することもできる。ウェブの閲覧はもちろん、インターネットにつなぎ、メールを送受信する機能も実現しており、WebTVライクな動作もする。(つづく)