HOME > ニュース > 三菱、SACD向け"S-Master"方式のデジタルアンプLSIを開発、ソニーへ出荷開始

三菱、SACD向け"S-Master"方式のデジタルアンプLSIを開発、ソニーへ出荷開始

公開日 2001/04/04 18:55
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
●三菱電機は、デジタルオーディオアンプ用のデジタルプロセッサLSI「M65817FP」の開発を完了し、2001年5月からソニー株式会社へ出荷を開始する。10月からは他のオーディオメーカーへサンプル出荷を開始する予定だ。

(S-Masterは、ソニー株式会社が開発したデジタルアンプの技術)

今回開発されたデジタルプロセッサLSI「M65817FP」は、 CD、DVDオーディオなどのリニアPCM方式の信号や、スーパーオーディオCDのDSD方式の信号などの多様なデジタル入力信号を、高い精度でデジタル信号処理し、出力パワー段を駆動するための広大なダイナミックレンジをもつストリーム信号の生成できる。このLSIにパワードライバを付加することにより、デジタル信号入力から最終パワー段までアナログ段を一切介さず、フルデジタル構成のオーディオアンプを実現する。

サンプル価格は1500円、生産予定数は月産100万個が予定されている。(AVレビュー編集部)

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク