IEEE1394仕様のDVD−RAM/Rドライブを松下が発売
本年7月に発売した、世界初のDVD-RAM/Rユニットを搭載したDVDビデオレコーダー「DMR-E20」とパソコン内蔵用DVD-RAM/Rドライブ「LF-D321JD」は、映像記録の市場を拡大し、なおかつディスクの低価格化の実現によって、多くのユーザーから高い支持を得ており、DVD-RAMディスクとDVD-Rディスク市場も活気をもたらしている。さらに本製品は、DVD-RAM/Rドライブの商品陣容の充実を図るため、LF-D321JDの発売当初から大変ご要望が多かった外付型ドライブを映像記録での用途が拡がるIEEE1394インターフェースを採用して、さらに廉価となった。
DVDビデオレコーダー「DMR-E20」とDVD-RAM/Rドライブ「LF-D321JD」の好調な売れ行きに合わせて、ディスク録画のユーザーがますます拡がる中、「録画ではやはりDVD-RAMが使いやすい。」、「一度使うと、テープ録画には戻れない。」など、数多くの反響がアンケートやWeb上で集まっている。その要因としては、くり返し記録と両面9.4GBならではの長時間録画が可能な「DVD-RAM」、そして再生環境が幅広く配布媒体として優れた「DVD-R」の両ディスクのメリットを使い分けができる点、さらにパソコンでは、HDDと同じのように扱える便利性と10万回以上にも耐えられる書換回数と高性能のベリファイ機能によりデータ記録の高い信頼性を誇る「DVD-RAM」の優れた性能が認められ高い支持を得ている。
特に「DVD-RAM」は、記録型DVDフォーマット中でもっとも扱いやすく、またデータ記録の信頼性に優れているフォーマットである。ビデオレコーディング規格での映像記録では、くり返し録画や多彩な編集をカンタンに楽しめ、さらにランダムアクセスによる高速なデータ検索による快適な映像記録再生の実現により、ビギナーからヘビーユーザーまで手軽にディスク記録をお楽しみいただくことができる。さらにDVD-VIDEO形式で記録する「DVD-R」を加えることで、DVDプレーヤーやDVD-ROMドライブなど幅広い再生環境に対応することができ、オリジナル映像の編集から配布まで様々な用途での活用が可能になる。
一方、IEEE1394標準搭載のAVパソコンや低価格のMPEG2エンコーダーカードの普及により、個人で簡単に映像編集が可能となってきている。このようなPC環境の中で、DVD-RAM/RドライブをPlug&Playに対応したIEEE1394外付けドライブとして、今後ますます拡がっていくDVDでの映像記録やパソコンデータの記録など幅広く活用できる優れた記憶装置として「LF-D340JD」が登場する。
また、DVD-Rの5枚パック「LM-RF47P5」(オープンプライス)をディスクラインナップに加えて、10月中旬より発売開始する。
主な特長は次の通り。
1.片面4.7GB・両面9.4GBの大容量DVD-RAM記録・再生と幅広いメディアの再生互換を実現。片面4.7GB/2.6GB DVD-RAM記録・再生とDVD規格/CD規格のメディアの再生を実現。
2.DVD-R(for General)記録をサポートし、編集した映像をDVD-VIDEO形式で記録することができる。記録したディスクはDVD-R再生に対応したDVDプレーヤー、DVD-ROMドライブで再生が可能である。
3.IEEE1394インターフェースを採用しており、2ポート、最大400Mビット/秒でホストPCとデータ転送可能。 ホットプラグイン対応(ホストPCの電源ON状態でも活線挿抜可能)。IEEE1394インターフェース標準搭載のパソコン、ノートパソコンへ簡単に接続することが可能である。
4.DVD−RAM/Rドライブを手軽に活用できるソフトウェアを付属。DVDビデオレコーディング規格記録・編集・再生ソフト「DVD-MovieAlbum」、DV形式のAVIデータをビデオレコーディング規格にソフトウェアで変換して記録できる。また、市販のMPEG2エンコーダーボードとの組み合わせで、アナログ入力の映像をビデオレコーディング規格によるリアルタイムで記録できる。DVD-MovieAlbumで記録されたDVD−RAMディスクは、DVDビデオレコーダー、DVDプレーヤーやDVD-ROMドライブなどで再生が可能。(4.7GB DVD-RAM再生対応機器)
また、簡単編集機能として、マーカー編集でお気に入りのシーンを簡単に頭出しでき、プレイリスト編集では、お好みのシーンを登録した順序で再生できる。さらに、DVD-RAMに記録したビデオレコーディング規格の映像をハードディスク経由で別のディスクに高速にコピーできる。記録されたデータをMPEG2ファイルで出力するとともに、HTML形式でも出力し、ブラウザ上で簡易アルバムとして見ることができる。新たに、DVDビデオレコーダで記録した映像を使用してDVD-Video作成するために、MPEG2ファイルでの出力時に"DVD-Videoで使用"オプションを機能追加。この機能を使うことで弊社DVDビデオレコーダーの高画質で記録された高ビットレートの映像をDVD-Videoの作成用としてビデオレートを変換してファイル出力ができる。(著作権保護された映像の出力は不可)
(ホームシアターファイル)