ソニー、省スペース性を向上させたプラズマテレビ新製品発売
フラットパネルワイドテレビ“SQAIR”『KZ−32TS1』(前)、『KZ−42TS1』 (後) |
これらの製品は、テレビを楽しむ機能・装備が薄型の本体にワンパッケージでまとめられており、チューナーユニットなどを別途設置・接続する手間を必要としない。省スペース、軽量でありながら従来のテレビと同様の手軽さで設置、システムアップが可能なものだ。
今回発売する2機種は、高画質・高音質という弊社テレビの基本性能の高さはそのままに、テレビとして必要な機能を大型フラットパネルを使いシンプルにまとめたベーシックモデル。テレビとしての優位性をフラットパネルというデバイスの特長だけに頼ることなく、基本性能と使い勝手の向上が図られたものであり、ソニーマーケティングではこれによりフラットパネルテレビ市場の拡大を目指しながら、積極的なビジネス展開を図っていく。
“SQAIR(スクエア)”とは、「SQUARE(四角)」の平面的なイメージと「AIR(空気)」のもつ軽いイメージを重ね合わせた造語である。また、「SQUARE」はみんなが集まる「広場」という意味にも通じている。
今回発売する2機種は、フィルムライクな映像再現を実現する「バイ・ピクセル・アクティブI/P変換」回路を内蔵した独自の高画質回路「新リアルデジタルシステム」を搭載 。インターレース映像からプログレッシブ映像への変換に際して、映像ソースがフィルム素材の場合には、3−2逆変換によって、フィルム本来の映像と質感を忠実に再現する。ビデオ素材の場合でも、ごく自然な映像再現を可能にしている。
また、横幅を取らずにパネル下部にスピーカーシステムが収まる「ホリゾンタル・スピーカー・システム」を採用。スピーカーには大型フルレンジユニットを搭載し、アンプは9W+9W(KZ−32TS1は7W+7W)の高音質デジタルアンプを搭載している。
尚、“SQAIR”2機種は、幕張で開催されるCEATEC2001(10月2〜6日)に出展される予定である。(Phile-web編集部)
関連リンク
- ブランドSONY
- 型番KZ-32TS1
- 発売日2001年12月10日
- 価格オープン価格
【SPEC】●画面サイズ: 32V型(16:9) ●画面寸法: W716mm×H399mm(対角820mm) ●解像度: 852×1024ドット ●入力対応信号: 1125i,750p,525p,525i ●音声実用最大出力: 7W+7W(JEITA準拠) ●映像部: 地上波チューナー、ゴーストリダクション、新リアルデジタルシステム ●入出力端子: ビデオ入力 2系統2端子(S2映像入力2系統2端子) コンポーネント入力2系統2端子(D4映像入力1系統1端子) オーディオ出力1系統、ウーファー出力1系統 コントロール入出力 各1系統 ●受信チャンネル: VHF:1〜12ch UHF:13〜62ch CATV:C13〜C35 ●消費電力: 270W(待機時:1.5W) ●外形寸法:W 856 X H 626 X D 132 mm(突起部含まず/Dはスタンド含まず)スタンドDは251 ●質量: 25.5kg
- ブランドSONY
- 型番KZ-42TS1
- 発売日2001年12月20日
- 価格オープン価格
●画面サイズ: 42V型(16:9) ●画面寸法:W922mm×H522mm(対角1059mm) ●解像度: 1024×1024ドット ●入力対応信号: 1125i,750p,525p,525i ●音声実用最大出力:9W+9W(JEITA準拠) ●映像部: 地上波チューナー、ゴーストリダクション、新リアルデジタルシステム ●入出力端子: ビデオ入力 2系統2端子(S2映像入力2系統2端子) コンポーネント入力2系統2端子(D4映像入力1系統1端子) オーディオ出力1系統、ウーファー出力1系統 コントロール入出力 各1系統 ●受信チャンネル: VHF:1〜12ch UHF:13〜62ch CATV:C13〜C35 ●消費電力:360W(待機時:2.0W) ●W 1056 X H 764 X D 124mm ( 突起部含まず/Dはスタンド含まず)スタンドDは285 ●質量:37.0kg