松下電器、空気圧で透明パネルを駆動するスピーカーシステムを開発
愛称は“サウンドウィンドウ” |
本スピーカーは、空気圧で間接的に透明パネルを駆動する「エアロドライブ技術」と、小型ドライバで大面積パネルを駆動する「音響テコ技術」により実現された。透明なパネルを用いるため、ディスプレイ等の表示画面の前面をスピーカとすることが可能となる。またパネルに触れても音の変化が少ないため、タッチパネルへの応用展開も行える。さらに、パネルを直接的に駆動する場合に比べて、消費電力を約1/25に低減できるため、携帯情報端末にも採用されそうだ。
松下電子部品(株)によると、「年内に本技術を使用した商品を発売する計画が進行している」とのこと。画期的な商品の登場に期待したい。(Phile-web編集部)