HOME > ニュース > I・Oデータ、単体でもPC接続でも使えるハードディスクレコーダー〜HDDは取り外し可能

I・Oデータ、単体でもPC接続でも使えるハードディスクレコーダー〜HDDは取り外し可能

公開日 2002/04/18 18:36
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
Rec-ONのリモコンと本体。HDD部は左側にセパレートで配置されている
●(株)アイ・オー・データ機器は、単体としても、パソコンと接続しても使用することができる家庭用ハードディスクレコーダー“Rec-ON”「VR-HDA80」「VR-HDA40」の2機種を4月末より発売する。価格はいずれもオープン。「VR-HDA80」は80GBハードディスク内蔵モデルで、8万円前後での販売が予想される。「VR-HDA40」は40GBハードディスクを内蔵し、7万円前後で販売される見込み。

本機は地上波チューナーを搭載し、単体でハードディスクレコーダーとして使用できるほか、Windows PCとUSBで接続することでインターネットの電子番組表を使って番組予約を行ったり、携帯電話などから録画予約を行ったりすることができる。また、Rec-ONに記録した映像をPCに取り込み、添付の編集ソフトでDVDビデオ用の素材を作成することもできる。なお、USB2.0には対応していない。

本体とHDD部がセパレートになっており、ユーザーが簡単に取り外しや付け替えを行うこともできる。HDD部の接続には同社の独自規格である「i・CONNECT」を使用し、対応のHDDを購入することで将来の拡張にも備える。

録画方式としてMPEG2を使用する。解像度は720×480ドットで、ビットレートは「LP」「SP」「HQ」の3モードを用意。最高画質の「HQ」では12Mbpsとなり、かなりの高ビットレートと言える。ちなみに「LP」では3Mbpsで、80GBモデルの場合約60時間の録画が可能となっている。

そのほか、ハードディスクの高速アクセスを活かした「早見再生」「タイムシフト再生」も当然ながら搭載。テープメディアでは不可能な特殊再生が楽しめる。

メニュー画面はシンプルながらわかりやすい構成。コンテンツタイトルを電子番組表から取り込むことはできず、録画日時、チャンネル名、サムネイルなどから目的のコンテンツを探し出すことになる。(Phile-web編集部)

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

製品スペックやデータを見る
  • ブランドI・O DATA
  • 型番VR-HDA80/VR-HDA40
  • 発売日4月末
  • 価格¥OPEN(予想実売価格8万円/VR-HDA80、7万円/VR-HDA40)
【SPEC】●記録方式:MPEG2 ●入力端子:ビデオ1、Sビデオ1、2CHアナログ音声1 ●出力端子:ビデオ2、Sビデオ2、2CHアナログ音声2 ●受信チャンネル:VHF1〜12ch、UHF13〜62ch、CATV C13ch〜C38ch ●PC接続インターフェイス:USB 1.1規格 ●外形寸法:127W×127H×187Dmm ※台座含む ●質量:2.7kg