三菱電機、液晶テレビ用1チップテレビ信号処理ICを開発
●三菱電機(株)は、中・小型の液晶テレビ向けに、画像処理のさまざまな機能を1チップに統合したテレビ信号処理ICを開発し、10月1日からサンプル出荷を開始する。サンプル価格は3,000円。
本ICは、従来のテレビ信号処理と液晶パネル表示に必要な信号処理およびOSD機能を1チップ化し、色信号と輝度信号に分離するY/C分離に3ライン適応形を採用。また、斜め線補償機能を搭載した同社社独自の2次元適応形I-P変換回路や、アスペクト変換機能を搭載したスケーリング回路も内蔵している。これにより、斜め直線の輪郭がギザギザになるのを低減した。
また、入力クロック周波数を変更することなく、最高周波数を65MHzまで出力可能なPLLを搭載しており、QVGAやXGAなどの高解像タイプを始めとする多彩な液晶パネルに対応している。
さらに、OSD用として、512フォントを格納出来るフォントメモリと、ハーフトーン表示対応の充実した表示機能を内蔵し、CCDなどの表示用に外部OSD入力端子を搭載しているので、最大68文字で30行までの様々な情報を1画面上に容易に表示する事が可能となっている。本ICを搭載した製品の発表にも期待したい。(Phile-web編集部)
本ICは、従来のテレビ信号処理と液晶パネル表示に必要な信号処理およびOSD機能を1チップ化し、色信号と輝度信号に分離するY/C分離に3ライン適応形を採用。また、斜め線補償機能を搭載した同社社独自の2次元適応形I-P変換回路や、アスペクト変換機能を搭載したスケーリング回路も内蔵している。これにより、斜め直線の輪郭がギザギザになるのを低減した。
また、入力クロック周波数を変更することなく、最高周波数を65MHzまで出力可能なPLLを搭載しており、QVGAやXGAなどの高解像タイプを始めとする多彩な液晶パネルに対応している。
さらに、OSD用として、512フォントを格納出来るフォントメモリと、ハーフトーン表示対応の充実した表示機能を内蔵し、CCDなどの表示用に外部OSD入力端子を搭載しているので、最大68文字で30行までの様々な情報を1画面上に容易に表示する事が可能となっている。本ICを搭載した製品の発表にも期待したい。(Phile-web編集部)