NECビューテクノロジー、国内メーカー初の映画館用DLPプロジェクターを発売
プロジェクター部とランプコンソール部が統合された世界初の一体型モデル「m10i」 |
本機は、国内メーカーとして初めてのDLPシネマプロジェクターとなる。プロジェクター部とランプコンソール部が統合された世界初の一体型モデルで、従来のDLPシネマプロジェクターに比べ、容積比で約半分という大幅な小型化を実現した。また、レンズシフト機能を搭載するなど使い勝手を重視し、上映スクリーンサイズ10m幅までのシアターやポストプロダクションでの使用に適している。表示デバイスとして0.9型のDMD素子を3チップ搭載し、コントラスト比は1200対1。
なお本機は、DPI社との共同の新ブランド 「DIGITAL PROJECTION CINEMA」の最初のモデルであり、今年度中には、スクリーンサイズ15m幅までに対応したモデルの商品化も予定している。
販売に関しては、国内外ともに、主にDPI社の販売チャネルを通して行われる。(Phile-web編集部)