ソニー、20GBハードディスク内蔵のコンパクトオーディオシステムを限定販売

CMT-L7HD

●ソニーマーケティング（株）は、20GBハードディスクを内蔵したコンパクトなオーディオシステム「CMT-L7HD」を発売する。本機はソニースタイル向け限定数量販売となり、販売はエントリー形式を取っている。第1回目となる11月25日までのエントリーでは、抽選で12月上旬に配送予定の初回限定出荷分を販売している。次回の販売は、2002年12月上旬、配送は2003年1月下旬の予定。なお、販売価格は89,800円となる。

本機は、約300時間の音楽が録音可能な20GBのハードディスクを内蔵。CDを再生中、自動的にHDDに楽曲を貯めるMusic Auto Storage機能（通称、”聞き録れMAS”）を搭載している。この機能により、再生を繰り返すうちにHDD上にアルバムが作成され、曲の重複や欠落が無く録音されるので、簡単にライブラリーが作成できる。もちろん、チューナーや外部ソースの普通マニュアル録音も可能。CDをまるごと2倍速でHDDに高速録音が可能するリッピング機能も備えている。

アンプ部は、同社が独自開発したデジタルアンプ“S-master”を搭載。コンパクトボディながら総合出力50Wを達成した。

本機はデザイン面に注力しており、スリムな縦型スロットインCDスタイルをアルミパネルなどの素材でデコレートした本体と、ゆるやかな孤を描くアーク・フォルム・スピーカーを採用。アルミ製デスクトップスタンドと壁掛けキットを付属している。また、アルミの質感が心地よく手のひらにフィットする2面リモコンを付属。表面では再生・早送りなど基本的な操作が可能。蓋を開けると小型キーボードに変身して、トラックへのネームインプットや編集などが容易に行える。（Phile-web編集部）