日本ビクター、750p録画できる「デジタルハイビジョンムービー」を来春発売
日本ビクターのデジタルハイビジョンムービー |
本機撮影によるデモンストレーション映像も公開され、その精細さに来訪者から驚きの声が上がっていた。
本機では、MiniDVテープに525i(DV)、525p(MPEG2)、750p(MPEG2)の映像を記録できる。525pと750p映像は16対9のワイド画面となる。さらに、525pと750pは本体内でコンバートし、1125iでの再生も行える。
安定した高品位デジタルハイビジョン映像を実現するため、新開発の光学式手ブレ補正システム搭載のHDズームレンズを採用している。
CCDは1/3型のメガピクセル。撮影時の自由度を飛躍的に向上させる新発想の回転式グリップも採用している。
CEATECの時点では「2002年中に発売したい」とのコメントだったが、今回発売日について再度尋ねたところ、「発売を遅らせ、来春にする」意向であることが分かった。最近になって画作りが完成したとのことで、今後は信頼性、安定性についてフィールドテストを重ね、検証していくという。
価格については「全くの未定」とのこと。「30万円台を想定しているが、撮影アイテムのうち、どこまでをオプションに、どこまでを付属にするかが未定なので、何とも言えない」という。
説明員は「とにかく良いものを作ろうと思っています。そのための発売延期であり、ご期待に応えられるものを出す自信があります」と力強く語ってくれた。(Phile-web編集部)