「キヤノン・デジタル・クリエーターズ・コンテスト 2002」受賞作品が決定!
青山スパイラルで開催された授賞式の模様 |
「キヤノン・デジタル・クリエーターズ・コンテスト」は、2000年から開催されている第3回目となるコンテスト。「デジタルフォト」、「デジタルグラフィック/イラスト」、「デジタルムービー」および「WEB」の4部門において、4月から9月まで作品の募集を行った。また本年は、コンテストのグローバルな展開を目指し、作品受付拠点を東京のほか海外にも4ヵ所設けた結果、昨年より約6割多い合計5,025作品が寄せられたほか、全体の約7割にあたる3,480作品がアメリカ(ニューヨーク)、オーストラリア(シドニー)、ドイツ(アムステルダム)、中国(香港)など海外合計76の国・地域からの応募となったという。
作品審査は、国内外の映像・グラフィック分野で活躍する第一人者(ジェフ・シーウィ氏、英国のクリエイティブ集団tomato、若野 桂氏、中野 裕之氏、スコット・ロス氏、ジョシュア・デイビス氏)のほか、特別審査員の坂本 龍一氏、コンテストスーパーバイザーの武蔵野美術大学柏木 博教授らにより厳正に行われた。
各ジャンルのグランプリにあたるゴールド賞は、以下のとおり。デジタルフォト部門のゴールド賞には西山武志氏の「FACES」。デジタルグラフィック/イラスト部門のゴールド賞にはFlorian Brendel(フローリアン ブレンデル)氏の「Schwindel」。デジタルムービー部門のゴールド賞にはFrancois ROUX(フランソワ ルー)氏の「Cycling Blues」。WEB部門のゴールド賞には山本真也氏の「シンプレックス・ショウ」がそれぞれ選出された。ゴールド賞受賞者にはそれぞれ、賞金としてUS$20,000が授与される。
このほか、各部門からシルバー賞、ブロンズ賞、入賞、キヤノン賞および各協賛企業賞が選出された。
授賞式の挨拶にあたり、同社山下専務は、「応募作品の増加にともない、作品のクオリティも飛躍的に向上した。それだけ審査委員の皆様には、審査の難しさも伴ったと思うが、キャノンは今後もデジタルクリエイターズを応援する、テクノロジーと製品のリーディング・カンパニーとして、貢献していきたい」と語った。(Phile-web編集部)