スーパービットDVD、7月新作タイトルは『パニック・ルーム』と『インビジブル』!
どちらも圧巻の高画質!『パニック・ルーム』と『インビジブル』が登場 |
---『パニック・ルーム』の魅力を語る〜評論家・麻野勉〜-----------------------
シーンのほとんどが暗い室内。しかも外は雨という映画全編が閉塞感に覆われているかのような作品。ニューヨークでリッチに暮らすには、多くのものを失うということなのだろう。賊の侵入によって非難部屋に逃げ込んだが電話は不通。頼りは8台のモニターテレビ。全編暗部の階調感が見事に向上。通常盤でも質感は高かったが、輝く雨のしずくも数を増したかのような驚くほどの精細さ。DTSでレンジがさらに拡大して一層のパニックが味わえる。
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【STORY】
ニューヨーク・マンハッタンの高級住宅地…。離婚したばかりのメグは、11歳の娘、サラを連れて新しい引っ越し先の下見に出かけた。案内されたタウンハウスは4階建て、エレベーターつき。しかし、それだけではなくある秘密の部屋が設置されていた。“パニック・ルーム”−緊急避難用のスペースはそう呼ばれていた。ドアはひとつしかない。スプリング内蔵の自動施錠システムと赤外線センサーが装備されている。作られた目的はたった一つ。決して誰も侵入させないこと。母子の新たな生活が始まったその晩、事件は起こった…。
【STAFF&CAST】
■監督:デビッド・フィンチャー
■脚本・制作:デビッド・コープ
■出演:ジョディ・フォスター/フォレスト・ウィテカー/ジャレッド・レト/ドワイヨ・ヨーカム
---『インビジブル』の魅力を語る〜評論家・麻野勉〜-----------------------
初めて人間を透明化していくChap9のシーンでは、完璧にプロセスを追っているため、そのリアリティーさは気分を悪くさせるほどのパワーで迫る。骨の表現はいくらか標本っぽくクールだが、CGの凄さが目の当たりにできる。透明になるといろいろ悪さをしたがるというのは人間の性か。通常盤での発売作もクオリティは高かったが、スーパービットではキリッと引き締まったトーンに一層の表現力が加わり、DTSでの周囲の描写力も高まってハリウッドらしさ増大。
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【STORY】
国家最高機密に属する研究プロジェクトを率いている天才科学者セバスチャン・ケインの目標は、人間を透明にすることだった。ついにその復元にこぎつけた彼は、自ら透明人間となって神の力を手にする。しかし、次第に行動がエスカレートしていった彼は犯罪を犯してしまう。今まで築き上げてきたものを失うことを恐れたセバスチャンは殺人までも犯し、彼を追う研究員たちとの死闘が始まる。果たして最後に生き残るのは誰か?
【STAFF&CAST】
■監督:ポール・バーホーベン
■制作:ダグラス・ウィック/アラン・マーシャル
■出演:ケビン・ベーコン/エリザベス・シュー/ジョシュ・ブローリン/キム・ディケンズ