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キヤノン、普及型デジタル一眼レフカメラ「EOS Kiss Digital」を発売

公開日 2003/08/21 15:41
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EOS Kiss Digital
●キヤノン(株)は、一般ユーザーを対象にした普及型デジタル一眼レフカメラ「EOS Kiss Digital」を9月20日に発売する。

ボディのみとレンズキット付きの2種類が用意され、価格はいずれもオープンだが、ボディのみは12万円前後、レンズキット付きは14万円前後での販売が予想される。

「EOS Kiss Digital」は、93年の発売以来ベストセラーを続けるEOS Kissシリーズの基本コンセプトを継承した、新世代のデジタルAF一眼レフカメラ。

自社開発の約630万画素大型単板CMOSセンサー (22.7×15.1mm:APS-Cサイズ相当) と、同社独自の高性能画像処理プロセッサー 「DIGIC」により、高精細・高画質・自然な色あいを実現した。

機能面も充実し、スーパーインポーズ機能を搭載した広視野・高速7点AFやRAW+JPEG同時記録、さらにはダイレクトプリントに適した設定も可能な現像パラメーターなど、上位機種と同等の機能を搭載している。

また、部品点数の削減や高密度実装の実現などにより、EOS DIGITALシリーズの中で最小・最軽量となる142W×99H×72.4Dmmの外形寸法、質量560gというコンパクトボディを実現。

モードダイヤルや電子ダイヤルを本体右側に集中配置したほか、EOS DIGITALシリーズとして初めて、メニュー選択が容易に行える十字キーを本体背面に搭載し、操作性を高めた。

ダイレクトプリントの標準規格「PictBridge」 にも対応。同規格に対応したプリンターと直接接続して、PCを介さず手軽にプリントできる。

本機には、50種類以上からなる全てのEFレンズをはじめ、スピードライトやマクロライトといった豊富なEOS用アクセサリーが使用できる。

レンズキットに付属するのは、専用レンズとして新たに開発された標準ズームレンズ「EF-S18-55mm F3.5-5.6 USM」。このキットのみに付属し、単体発売は行われない。EOS Kiss Digitalの画面サイズに合わせて最適化されたショートバックフォーカス光学系を採用することで、使用頻度の高いズーム域 (35mm判カメラ換算で29-88mm相当) を獲得しつつ、ズーム全域での高画質とレンズ全長の短縮化を実現した。

また、フレアやゴーストを最小限に抑制する、軽量・コンパクトな望遠ズームレンズ "EF55-200mm F4.5-5.6 II USM" も合わせて発売される。価格は40,000円。

【問い合わせ先】
キヤノン お客様相談センター
TEL/0570-01-9000

(Phile-web編集部)

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製品スペックやデータを見る
  • ブランドCANON
  • 型番EOS Kiss Digital
  • 発売日2003年9月20日
  • 価格\OPEN(予想実売価格12万円前後/ボディのみ、14万円前後/レンズ
【SPEC】
●型式:ストロボ内蔵、デジタル一眼レフレックスAF・AEカメラ
●記録媒体:CFカード(Type I、II準拠)
●使用レンズ:キヤノンEFレンズ群(EF-Sレンズを含む)
●レンズマウント:キヤノンEFマウント
●撮像素子:CMOSセンサー、カメラ部有効画素 約630万画素(3088×2056)
●外形寸法:142W×99H×72.4Dmm
●質量:560g(本体のみ)