インタービデオ、WMV-HD規格にも対応したソフトウェアDVDプレーヤー「WinDVD6」を発売
●インタービデオジャパン(株)は、同社のソフトウェアDVDプレーヤー「WinDVD」シリーズにとって約1年ぶりとなるメジャー・バージョンアップを果たした新製品「WinDVD6」を6月18日から発売する。ラインナップはスタンダードバージョンの「WinDVD 6 Gold」(税込4,809円)、AV機能を強化したハイエンド・バージョンの「WinDVD 6 Platinum」(税込9,240円)、アップグレード/乗り換え版(税込6,279円)の3製品となる。
今回の新製品では、WindowsMedia高精細ビデオ規格WMV-HD(WindowsMedia Video High Definition)をはじめとした対応再生フォーマットの大幅増加に加え、映像の品質向上や新機能の追加が意欲的に行われている。
映像再生フォーマットについては、最大1080pの高精細映像をMPEGよりも高い圧縮率で実現したWMV-HDフォーマットに対応したほか、MPEG-1/2に加えMPEG-4をサポート。その他にもQuickTime、Real、WMPの各フォーマットをサポートしたことにより、Windowsプラットホームにおける映像ファイルのユニバーサルなプレイヤーとして優れた性能を獲得している。CPRMデジタル放送にもソフトウェアレベルでサポートし、同じくCPRM対応のドライブとの併用により、コピープロテクションコンテンツの再生に対応する。また高品位な映像再生の技術として、デジタル映像のより滑らかな再生を可能にする「TrimensionDNM」を実装。高級TVなどハードウェアに採用される高画質技術をソフトウェアとして初めて搭載し、2:3プルダウンにより発生する映像ノイズをアルゴリズムにより改善している。
音声ファイルの対応フォーマットとしては、「Platinum」ではインテル社の提唱する次世代PCオーディオ技術Intel HighDefinision Audio、ドルビーヘッドフォンもサポート。その他にもSpatializerオーディオの採用など、こちらも楽しみ方の幅が大きく広がっている。
その他にも、再生中のムービーの一部をアニメーションGIFファイルにキャプチャーできる「Quick Clip」機能、コマ落ちせず自然な逆再生を行う「スムース・リバース・プレイバック」機能、使いやすさを増した新しいユーザーインターフェイスの採用など、大きく進化している。
本日新製品の記者発表会が都内で行われた。会場には同社社長の田中俊輔氏をはじめ、米国本社のマーケティングVPのマイク・リン氏らが駆けつけた。田中氏はその挨拶の中で「WinDVDは世界シェアで80%を獲得し、多くのPCにプリインストールDVD再生プレーヤーソフトとして採用されています。新しいver.6では、DVDプレーヤーとしてやれる限界を超え、さらに充実した製品を完成させることが出来ました」と、その完成度の高さをアピールした。またリン氏は、今回の新製品でWMV-HDフォーマットのサポートにより、Microsoft社との連携をさらに強めることが出来たことを強調し、「マイクロソフトとの協力で、さらなる良い製品の開発に努力をしていきたい」と意気込みを語った。
さらに本日はマイクロソフト(株)より、デジタルメディア部エグゼクティブプロダクトマネージャーを勤める河野万邦氏が来場し、WMV-HDのデモンストレーションを含めた説明を行った。「MPEG4の2倍の圧縮効率と画質向上を実現した」というWMV-HDでは、1080pの高品位映像を実現し、「これをPC-AV機器のボーダーを超え、様々な次世代の高品位デバイスに組み込んでいきたい」と河野氏は語った。本フォーマットは、次世代の高画質メディアとして期待される「HD DVD」に採用される1フォーマットとして大きな期待を受けている。同社では、今後PCやAV機器でWMV-HDのクオリティを活かしたエンタテインメントを提案していくほか、デジタルシネマにおける劇場展開も積極展開していく考えを明らかにしている。
(Phile-web編集部)
今回の新製品では、WindowsMedia高精細ビデオ規格WMV-HD(WindowsMedia Video High Definition)をはじめとした対応再生フォーマットの大幅増加に加え、映像の品質向上や新機能の追加が意欲的に行われている。
映像再生フォーマットについては、最大1080pの高精細映像をMPEGよりも高い圧縮率で実現したWMV-HDフォーマットに対応したほか、MPEG-1/2に加えMPEG-4をサポート。その他にもQuickTime、Real、WMPの各フォーマットをサポートしたことにより、Windowsプラットホームにおける映像ファイルのユニバーサルなプレイヤーとして優れた性能を獲得している。CPRMデジタル放送にもソフトウェアレベルでサポートし、同じくCPRM対応のドライブとの併用により、コピープロテクションコンテンツの再生に対応する。また高品位な映像再生の技術として、デジタル映像のより滑らかな再生を可能にする「TrimensionDNM」を実装。高級TVなどハードウェアに採用される高画質技術をソフトウェアとして初めて搭載し、2:3プルダウンにより発生する映像ノイズをアルゴリズムにより改善している。
音声ファイルの対応フォーマットとしては、「Platinum」ではインテル社の提唱する次世代PCオーディオ技術Intel HighDefinision Audio、ドルビーヘッドフォンもサポート。その他にもSpatializerオーディオの採用など、こちらも楽しみ方の幅が大きく広がっている。
その他にも、再生中のムービーの一部をアニメーションGIFファイルにキャプチャーできる「Quick Clip」機能、コマ落ちせず自然な逆再生を行う「スムース・リバース・プレイバック」機能、使いやすさを増した新しいユーザーインターフェイスの採用など、大きく進化している。
本日新製品の記者発表会が都内で行われた。会場には同社社長の田中俊輔氏をはじめ、米国本社のマーケティングVPのマイク・リン氏らが駆けつけた。田中氏はその挨拶の中で「WinDVDは世界シェアで80%を獲得し、多くのPCにプリインストールDVD再生プレーヤーソフトとして採用されています。新しいver.6では、DVDプレーヤーとしてやれる限界を超え、さらに充実した製品を完成させることが出来ました」と、その完成度の高さをアピールした。またリン氏は、今回の新製品でWMV-HDフォーマットのサポートにより、Microsoft社との連携をさらに強めることが出来たことを強調し、「マイクロソフトとの協力で、さらなる良い製品の開発に努力をしていきたい」と意気込みを語った。
さらに本日はマイクロソフト(株)より、デジタルメディア部エグゼクティブプロダクトマネージャーを勤める河野万邦氏が来場し、WMV-HDのデモンストレーションを含めた説明を行った。「MPEG4の2倍の圧縮効率と画質向上を実現した」というWMV-HDでは、1080pの高品位映像を実現し、「これをPC-AV機器のボーダーを超え、様々な次世代の高品位デバイスに組み込んでいきたい」と河野氏は語った。本フォーマットは、次世代の高画質メディアとして期待される「HD DVD」に採用される1フォーマットとして大きな期待を受けている。同社では、今後PCやAV機器でWMV-HDのクオリティを活かしたエンタテインメントを提案していくほか、デジタルシネマにおける劇場展開も積極展開していく考えを明らかにしている。
(Phile-web編集部)
関連リンク
- ブランドINTERVIDEO
- 型番WinDVD6
- 発売日2004年6月18日
- 価格本文を参照
【最低動作環境】●対応OS:Microsoft Windows 98SE/Me/2000/XP ●CPU:Intel PentiumIII 500MHz以上または相当するCPU(Pentium4 1.5GHz以上を推奨)DVD-Audio再生にはPentiumIII 1GHz以上、TrimensionDNM機能にはPentium4 2.8GHz以上、WMV-HD再生にはPentium4 2.GHz(Pentium4 3.0GHz以上を推奨)以上が必要 ●メモリ:128MB以上(モバイルテクノロジーでのバッテリーライフ向上には256MB以上、Trimension機能には256MB以上、WMV-HD再生には384MB(512MB以上を推奨)以上が必要 ●HDD:75MB以上の空き容量(アプリケーションのインストールに必要) ●サウンドカード:44.1/48KHzステレオ再生をサポートするサウンドカード(PCI接続を推奨) ●ビデオカード:ハードウェアオーバーレイに対応したAGPグラフィックスカード(24bit、SVGA以上表示可能なもの) ●DVDドライブ:フェーズ2以降のDVD-ROMドライブ ●その他:Microsoft DirectX 9 以上(アプリケーションCD-ROMに同梱)