ビクター、HDMI端子を搭載したD-VHSデッキを発売

●日本ビクター（株）は、D-VHSデッキ「HM-DHX2」を8月上旬より発売する。価格はオープンだが、105,000円前後での販売が予想される。

本機は、ハイビジョンレコーダーとして業界で初めて「HDMI端子」を装備。ハイビジョン映像や音声を非圧縮デジタル信号で出力できる。

D-VHSの記録モードはHSモード、STDモード、LS3モードの3つ。HSモードは、デジタルハイビジョンのストリーム記録だけでなくアナログ映像の記録にも使用でき、映像は家庭用ビデオとして最高のビットレートとなる15Mbps、音声は48kHz/16bitの非圧縮PCMで記録が可能。

アナログ映像は、3次元Y/C分離回路、入力TBC、フレームシンクロナイザー、モーションアクティブノイズリダクションなどにより、映像のデジタル圧縮時における阻害要因を大幅に低減。高圧縮率記録時の高画質化を図るとともに、再生時においては、モーションアクティブプログレッシブにより、高度な動き予測から補間信号を生成し、高精度なプログレッシブ変換を実現した。

「D-Theater」規格にも対応。将来発売予定のハイビジョンパッケージソフトの再生も可能。ただしリージョンコードがあるので、北米で販売されている「D-Theater」ソフトは再生できない。

i.LINK端子は、DV入力のほか、MPEG-TS入出力にも対応。HDV方式ハイビジョンビデオカメラからのダビングや、デジタルテレビ／チューナーと接続しての予約録画が行える。

【問い合わせ先】
日本ビクター（株）　
お客様ご相談センター　
TEL/0120-2828-17

（Phile-web編集部）