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ビクター、北米市場に向けて大型D-ILAリアプロジェクションテレビ2機種を発売

公開日 2004/06/25 18:55
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61型D-ILAリアプロジェクションテレビ「HD-61Z575」
●日本ビクター(株)の米国現地法人であるJVCカンパニー・オブ・アメリカ(JCA)は、同社独自開発の高精細マイクロディスプレイデバイスである「D-ILA」を搭載した、HD対応の高画質D-ILAリアプロジェクションテレビを2製品、7月から販売開始する。

■D-ILAリアプロジェクションテレビ「HD-61Z575」(61型)/2004年7月(米国・カナダのみ)発売/US5,499.95ドル
■D-ILAリアプロジェクションテレビ「HD-52Z575」(52型)/2004年7月(米国・カナダのみ)発売/US4,499.95ドル

各製品ともに米国・カナダのみでの販売となり、日本市場での製品化予定は今のところ未定である。

本機は1,280×720ピクセルの0.7インチD-ILAデバイス3枚と、映像処理専用LSI「GENESSA」を搭載し、高品位な映像再生を実現している。高画質技術「D.I.S.T(日本名=DET)」の独自アルゴリズムにより、映像信号を720pへアップコンバートし、映像のギザギザしたラインを滑らかに表現する技術も採用されている。

そのほかにはHD映像を非圧縮デジタル信号で入力できるHDMI端子の搭載や、32型CRTテレビ同等となる195Wの低消費電力や、液晶/PDPと並ぶレベルの明るい画面、スリムデザインを実現しているという。

本年第3四半期には、米国のデジタル放送に対応したATSC/Cable Card搭載モデルも2機種発売を予定している。

【両モデルの主なスペック】
「HD-61Z575」●表示部サイズ:対角61インチ(16対9) ●デバイス:D-ILA×3板式/対角0.7インチ(1,280×720ピクセル)/16対9 ●光源:110W UHEランプ ●対応放送方式:480i/480p/720p/1080iを入力可能→720pで表示 ●映像入力端子:コンポーネント×2、HDMI端子 ●消費電力:195W ●外形寸法:1,456W×1,042H×470Dmm ●質量:44.3kg
「HD-61Z575」●表示部サイズ:対角52インチ(16対9) ●デバイス:D-ILA×3板式/対角0.7インチ(1,280×720ピクセル)/16対9 ●光源:110W UHEランプ ●対応放送方式:480i/480p/720p/1080iを入力可能→720pで表示 ●映像入力端子:コンポーネント×2、HDMI端子 ●消費電力:195W ●外形寸法:1,264W×914H×412Dmm ●質量:37.8kg


【問い合わせ先】
日本ビクター(株)
TEL/0120-2828-17

(Phile-web編集部)

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