ビクター、「ウルトラハードコート」で記録面を保護するDVD-RWディスク

●日本ビクター（株）は、新開発の表面保護技術採用のウルトラハードコートにより、傷や汚れから記録面を保護する録画用DVD-RWディスク「HG」シリーズ4モデルを9月上旬より発売する。製品の型番と価格は以下の通り。

＜片面120分＞　
単品「VD-W120HG」\OPEN（予想実売価格900円前後）
5枚パック「VD-W120HG5」\OPEN（予想実売価格3,600円前後）

＜両面240分＞
単品「VD-W240HG」\OPEN（予想実売価格1,600円前後）
5枚パック「VD-W240HG5」\OPEN（予想実売価格6,400円前後）

新製品は、新開発のウルトラハードコートにより、従来のディスクに比べて約150倍以上のエラー耐性を実現（同社比）。ディスク取り扱い時の引っ掻き傷などを防止し、安定した録画・再生を実現する。

また、指紋などの油分汚れによるレーザーの拡散を抑える、低撥油化技術を採用。一般的な撥油性の高いハードコートと比較して、日常で触れる程度の指紋であれば、エラー発生の危険性を約1/3に低減。また、表面に適度な潤滑性を持たせることで、付着した汚れを拭き取りやすくした。

帯電防止効果も高く、従来のディスクに比べて100 倍以上の放電効果を発揮。帯電によるチリや埃の付着を大きく抑制した。

さらに、高精度な記録層形成やディスクの反りの抑制、データ記録エリアにU溝を成形するなど、長年培ってきた独自のディスク製造技術により、ジッター（信号の時間軸のずれ）やエラーレートを大幅に低減した。

また同社は、同じくウルトラハードコートを採用したビデオカメラ用のDVDディスク2モデルを8月20日より発売する。DVD-RWディスク「VD-W30G」とDVD-Rディスク「VD-R30G」の2モデルがあり、いずれも8cmディスクとなる。録画時間は30分で、価格はいずれもオープンだが、RWは1,400円前後、Rは900円前後での販売が予想される。

【問い合わせ先】
日本ビクター（株）　
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（Phile-web編集部）