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ウォークマン展示ブースが「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2004」に登場!多くの音楽ファンを魅了

公開日 2004/08/09 17:36
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ソニーが出展するウォークマン展示ブースが「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2004」に登場した

ウォークマン新製品を体験できるコーナーが多くの音楽ファンを魅了

タッチ&トライコーナーでは新製品の魅力がじっくりと体験できた
●(株)ニッポン放送主催、(株)ロッキング・オン企画制作による年に一度の大規模な野外音楽イベント「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2004」が、8月6日から3日間、茨城県ひたちなか市において開催された。2000年のスタート以来、今年で5回目を迎える祭典には、期間中およそ13万人の音楽ファンが足を運び、最新の音楽エンターテインメントを満喫する。イベント会場の一角にはソニーが生んだ世紀の大ヒット商品のひとつである、ポータブルオーディオプレーヤー「ウォークマン」の魅力を体験できる特設展示ブースが出展された。

ブースにはウォークマンの最新機種である、「Hi-MD」による高音質・長時間記録を実現した「Hi-MDウォークマン」や、20GBハードディスクを搭載した「ネットウォークマン NW-HD1」のタッチ&トライコーナーが設けられた。今回ブースの見所となるポイントを、展示解説員の方々に詳しくご紹介いただいた。

HI-MDの最新機種を手にとって楽しむことができる

HI-MDウォークマン最新機種もすべて展示

ブース解説員の富田勝さん

はじめに「Hi-MDウォークマン」の魅力を展示解説員の富田勝さんに聞いた。今も多くのオーディオファンに愛されている録音メディアであるMDの特長をさらに進化させた新しいメディアがHi-MDである。Hi-MDでは、最長約45時間の音楽データを1GBの大容量ディスク一枚に録音ができ、さらに独自の圧縮技術により従来のMDにも大容量記録ができる。Hi-MD対応機器では従来のMDとの互換性が確保されているほか、パソコンとの高い親和性も実現している点が音楽ファンにとって嬉しい限りだ。

今回は富田さんに、(株)レーベルゲートが運営するインターネットの音楽配信サイト「mora」からパソコンにダウンロードした楽曲を、Hi-MDウォークマンに転送して楽しむ方法を実演して頂いた。パソコンに保存した楽曲データは、製品に付属するアプリケーションソフト「SonicStage Ver.2.1」を使って簡単に編集・管理ができる。パソコンとUSBケーブルでつなぐだけで、ウォークマンとのデータ転送も非常に手軽かつスピーディー行うことができる。「来場頂いた皆様は、実際にこの音楽転送の素早さ、簡単さを目の当たりにされて大変驚かれるようです」と富田さん。

来場者から最も多く寄せられる質問は「Hi-MDと従来のMDとの違い」だという。「Hi-MDの大容量ディスクなら、リニアPCMの高音質データを約1.5時間記録して楽しむことができます。実際に音を聴いていただいた皆様には、いままでのMDと全く違う優れた音質をすぐに気付いていただけるようです」とデモンストレーションの効果の高さを富田さんも実感されているようだ。「また音楽データだけでなく、パソコンに保存したテキストデータや写真データも保存できるストレージメディアとしての魅力も大きいと思います」。

発売されたばかりのHi-MD製品については、このブースで始めて知り、手に取ってみたという来場者が多いという。Hi-MDの手軽さを実感した来場者たちは「パソコンで音楽を楽しむのは何となく敷居が高いな、と感じられていたお客様も、インターネットとパソコン、ウォークマンが非常に明解な流れで結びついたスタイルを、短い時間で理解していただけるようです。これまでのMDと互換性があるところも、『安心して使える』という実感に結びついているのではないでしょうか。“もっとHi-MDを使ってみたい”というコメントを大勢の来場者の方々からいただいています」と、富田さんも今後のHi-MDブレイクを予感しているようだ。

軽量・コンパクトなネットワークウォークマン「NW-HD1」の魅力に直接触れることができた

ネットワークウォークマン最新機種もすべて展示

ブース解説員の古川のぞみさん

続いて「ネットウォークマン」の魅力を展示解説員の古川のぞみさんに紹介して頂いた。今回タッチ&トライコーナーで体験できたネットウォークマン「NW-HD1」は、20GBの大容量ハードディスクを搭載しながら、1.8インチHDD内蔵型ポータブルオーディオプレーヤーとして世界最小・最軽量サイズを実現した点が大きな特徴だ。「実際にはじめて製品を手に取ったという皆様からは、特に女性のお客様にこちらのコンパクトサイズとデザインを魅力的に感じていただいているようです」という古川さん。

20GBハードディスク内蔵の本体には最大約13,000曲の楽曲データを保存ができる。また「Gセンサー」や「耐衝撃ダンパー」など、ハードディスクを衝撃から護るための優れた機能を備えているので、ウォークマンならではの安心して気軽に音楽を持ち運べるエンターテインメント性が踏襲されている。さらに本機ではUSB2.0対応の高速インターフェイスと付属のアプリケーションソフト「SonicStage Ver.2.1」により、パソコンでの楽曲データ管理・編集、転送が簡単に楽しめるようになっている。今回のデモンストレーションを通して「これまであまり親しみのなかったインターネットからの楽曲ダウンロードの仕組みがとても良くわかった、おっしゃるお客様がとても多くいらっしゃいます」という古川さん。昨今は音楽配信サービスを行うインターネットサイトもよりわかりやすく充実してきていることや、楽曲購入の値段が手頃になってきた点など、環境の進化も目覚ましいが、同時に今回のようなデモンストレーション展示において「ウォークマンの各製品では著作権管理の技術が確立していて、それをユーザーが簡単に安心して使えることを体験を通じてわかっていただけるようです」と古川さんは感じているようだ。今回のイベント展示では、ウォークマン各新製品の魅力だけでなく、インターネットやPCと連動したウォークマンが切り拓いて行く、音楽エンターテインメントの新しいステージが大勢の音楽ファンにしっかりと伝わったことだろう。

ウォークマン25周年の歴史を振り返ることのできるアーカイブ展示

ウォークマンブースの来場者には素敵なプレゼントも用意された

イベント期間中は、タッチ&トライコーナーにてHi-MDウォークマンから楽曲を録音したMDがウォークマンブースの来場者全員にプレゼントされ、イベント会場の話題を呼んでいた。またブース内には1979年に発表されたウォークマンの第一号機「TPS-L2」から、以後発売された全名機をずらりと並べたアーカイブ展示コーナーも設けられ、多くの音楽ファンを釘付けにしていた。ブースの来場者にとって、ウォークマンの進化に直接触れ、感動が味わえる貴重な体験となったはずだ。

(Phile-web編集部 山本)

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