≪CEATEC 2004レポート≫パイオニア、61V型プラズマモニターをはじめ豊富な新製品群を紹介
●パイオニアはブース正面に同社のプラズマテレビ&モニター製品群のラインナップを一堂に揃え、その特徴をくまなく紹介する展示を行っている。その中には、先日発表されたばかりの61V型プラズマモニター「PDP-615PRO」も展示され注目を集めている。
PDP展示コーナーの一角では、同社製品が搭載する「ダイレクトカラーフィルター」の優れた特長をわかりやすく紹介する展示も行っている。会場には2つのパネルが並べられ、それぞれにペンライトをかざして、外光反射の写り込み具合をみながら「ダイレクトカラーフィルター」の性能を確認することができるようになっている。
同社からはブルーレイディスクレコーダーの参考出品も行われている。今回展示された製品は、フロントパネルにクリスタルデザインを採用した高級感あふれるデザインにしあがっている。現在のところは、製品の発売時期や価格は未定であるとのこと。
本機の隣には「Blu-ray&DVD±R/±RWドライブ」のプロトタイプも展示された。こちらはBD-R,
BD-RE(DL)がそれぞれ2倍速、DVD±Rが8倍速、±RWが4倍速、DVD-R(DL)が2倍速、DVD+R(DL)が2.4倍速の記録にそれぞれ対応する見込み。来年ごろにパソコン内蔵用途で製品化を目指しているとのことだ。
今回のイベントで同社はいくつかの革新的な技術に関する展示を積極的に行っている。まずはMPEG-2の2〜3倍の圧縮効率を実現する「H.264」による映像記録を可能にするデバイスが紹介されている。会場ではデコーダーとエンコーダーのサンプルが並べられ、H.264とMPEG-2の映像の映像について比較視聴のデモが行われている。今回は技術の展示のみだが、将来的にはデコーダーとエンコーダーを1チップ化し、ハイビジョンクオリティの映像を高効率に圧縮し、DVDやBlu-ray、HD DVDなどのメディアにH.264の圧縮フォーマットをつかって記録できる製品の実現に向けた開発が進められている。
その他の技術展示としては、メガネなしでの立体映像視聴を実現する3Dフローティングシステムのデモも行われている。こちらは映像による立体効果とレンズの結像による効果を相乗させ、空中に浮いているような映像の表現を可能にしている。また展示製品においてはインターフェイスにも工夫が凝らされ、その映像に触れて投写されている内容を切り換えるなどの操作ができるようになっている。ほかにもアクティブマトリクス駆動による有機ELパネルを搭載した携帯電話の展示も注目を集めている。
また同社からは先日発表されたばかりのHDD+DVDレコーダーのラインナップが紹介され、タイムスケジュールに沿ってナレーターによる詳しい製品紹介のデモンストレーションが行われている。さらに今秋のカロッツェリアブランドのカーAV新製品についても、特設ステージにおいて詳しい製品紹介が行われている。
(Phile-web編集部)
ceatec2004report
PDP展示コーナーの一角では、同社製品が搭載する「ダイレクトカラーフィルター」の優れた特長をわかりやすく紹介する展示も行っている。会場には2つのパネルが並べられ、それぞれにペンライトをかざして、外光反射の写り込み具合をみながら「ダイレクトカラーフィルター」の性能を確認することができるようになっている。
同社からはブルーレイディスクレコーダーの参考出品も行われている。今回展示された製品は、フロントパネルにクリスタルデザインを採用した高級感あふれるデザインにしあがっている。現在のところは、製品の発売時期や価格は未定であるとのこと。
本機の隣には「Blu-ray&DVD±R/±RWドライブ」のプロトタイプも展示された。こちらはBD-R,
BD-RE(DL)がそれぞれ2倍速、DVD±Rが8倍速、±RWが4倍速、DVD-R(DL)が2倍速、DVD+R(DL)が2.4倍速の記録にそれぞれ対応する見込み。来年ごろにパソコン内蔵用途で製品化を目指しているとのことだ。
今回のイベントで同社はいくつかの革新的な技術に関する展示を積極的に行っている。まずはMPEG-2の2〜3倍の圧縮効率を実現する「H.264」による映像記録を可能にするデバイスが紹介されている。会場ではデコーダーとエンコーダーのサンプルが並べられ、H.264とMPEG-2の映像の映像について比較視聴のデモが行われている。今回は技術の展示のみだが、将来的にはデコーダーとエンコーダーを1チップ化し、ハイビジョンクオリティの映像を高効率に圧縮し、DVDやBlu-ray、HD DVDなどのメディアにH.264の圧縮フォーマットをつかって記録できる製品の実現に向けた開発が進められている。
その他の技術展示としては、メガネなしでの立体映像視聴を実現する3Dフローティングシステムのデモも行われている。こちらは映像による立体効果とレンズの結像による効果を相乗させ、空中に浮いているような映像の表現を可能にしている。また展示製品においてはインターフェイスにも工夫が凝らされ、その映像に触れて投写されている内容を切り換えるなどの操作ができるようになっている。ほかにもアクティブマトリクス駆動による有機ELパネルを搭載した携帯電話の展示も注目を集めている。
また同社からは先日発表されたばかりのHDD+DVDレコーダーのラインナップが紹介され、タイムスケジュールに沿ってナレーターによる詳しい製品紹介のデモンストレーションが行われている。さらに今秋のカロッツェリアブランドのカーAV新製品についても、特設ステージにおいて詳しい製品紹介が行われている。
(Phile-web編集部)
ceatec2004report