日亜化学とソニーが赤色・青紫色2波長対応のレーザーカプラを共同開発
●日亜化学工業(株)とソニー(株)は、DVD再生用の赤色レーザと青紫色レーザ光ディスク再生用の青紫色レーザに対応した2波長レーザカプラを共同開発した。
両社は2002年6月より光ディスク記録再生用青紫色レーザダイオードに関する共同開発を進めてきた。2004年4月には、本領域における特許クロスライセンス契約も締結し、両社が保有する優れた特許技術を相互に利用しあうことで、より優れた青紫色レーザダイオードの開発を目指している。
今回開発された2波長レーザカプラの試作機は、DVD再生用赤色(波長660ナノメートル)と青紫色レーザ光ディスク再生用青紫色(波長405ナノメートル)の2つの半導体レーザダイオードと、それぞれに対応した受光素子、受発光用光学部品を一体化した集積素子である。これまでのDVD/青紫色レーザ光ディスクシステムでは、二つの波長に対応したレーザダイオードや受光素子などがそれぞれ独立したかたちで搭載されていたが、今回は2波長レーザカプラを採用することで、両機能を1つの集積素子に集約させ、光ディスクシステムにおける光学ヘッドの簡素化、小型化、高信頼性化を実現するという。
【問い合わせ先】
ソニー(株)
TEL/0570-00-3311
(Phile-web編集部)
両社は2002年6月より光ディスク記録再生用青紫色レーザダイオードに関する共同開発を進めてきた。2004年4月には、本領域における特許クロスライセンス契約も締結し、両社が保有する優れた特許技術を相互に利用しあうことで、より優れた青紫色レーザダイオードの開発を目指している。
今回開発された2波長レーザカプラの試作機は、DVD再生用赤色(波長660ナノメートル)と青紫色レーザ光ディスク再生用青紫色(波長405ナノメートル)の2つの半導体レーザダイオードと、それぞれに対応した受光素子、受発光用光学部品を一体化した集積素子である。これまでのDVD/青紫色レーザ光ディスクシステムでは、二つの波長に対応したレーザダイオードや受光素子などがそれぞれ独立したかたちで搭載されていたが、今回は2波長レーザカプラを採用することで、両機能を1つの集積素子に集約させ、光ディスクシステムにおける光学ヘッドの簡素化、小型化、高信頼性化を実現するという。
【問い合わせ先】
ソニー(株)
TEL/0570-00-3311
(Phile-web編集部)