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業界展望2005 メーカーアンケート「エプソン」

公開日 2004/12/29 00:32
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商品企画部 部長 皆川浩一氏
●ラインナップの強みを活かし幅広いユーザーを取り込む

設問1.業界を取り巻く環境は大きく変化する中で、ユーザー・ライフスタイルおよびその消費行動は、どのように変化していくとお考えですか

生活環境への高画質大画面の組み込みはさらに進むと思う。それも視聴するコンテンツによって再生機器を変更するなど、複数購入により生活に独自のスタイルで大画面を取り込む方向に向かうと考えている。例えば、通常のニュースやバラエティーは液晶などの大画面テレビで見、映画やスポーツはプロジェクターの大画面で観るなどといった形である。

今までプロジェクターで観るものといえば映画のイメージが強かったかと思うが、輝度の高いホームプロジェクターの登場により、明るい部屋でみんなで観たいコンテンツであるサッカーなどのスポーツやライブ映像を楽しむこともできるようになった。また、これによって音響システムなどの複合購入も増加していくと考える。


設問2.2005年の中心となる商品ジャンルについて、需要喚起、市場創造へ向けて、どのような提案・展開を考えているか

2005年、柱となる商品はホームプロジェクターと考えている。昨年に比べてホームプロジェクターの認知・需要は格段に高まってきているが、やはり今後も必要なのは高画質大画面を実際に体感していただくこと、ご自分の生活に取り入れることでより一層の楽しみを得られることを理解していただくことだと思っている。そのため、音響・スクリーンなどのメーカー様とも協力し合ってご自宅での使用をイメージさせるような展開を行ったり、プロジェクターを導入する際につまずきがちな問題を解決するための手助けとなるツール類の整備を行うなど、地道なところからお客様に接触していく必要があると考えている。

弊社のドリーミオシリーズはエントリー、ミドル、ハイエンドと3機種のラインナップをもっており、このラインナップでプロジェクター初心者の方から画質にこだわる方まで幅広く取り込み、さらなる市場の拡大を図っていきたいと考えている。


(Senka21編集部)

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