<会田 肇のCES2005レポート>グラミー受賞プロデューサーが手がけた“DVDオーディオカー”
●すでに北米市場で発売されているアキュラの「TL」。3.2リッターのエンジンを搭載する上級モデルだが、実はこのモデルにはパナソニックが全面的に力を注いだDVDオーディオシステムが標準で搭載されており、CESのパナソニックブースではその試聴を行うことができた。
パナソニックはもともと車載におけるDVDオーディオに関しては積極的で、日本でもトヨタのブレビスに搭載したり、レジェンドにもデッキ部分の納入を果たしている。このアキュラ・TLではアンプやスピーカー全体のシステムまでパナソニックがすべて受け持って開発された。
しかも、その音のチューニングを数々のグラミー賞を受賞しているサウンドプロデューサー、エリオット・シャイナーに一任。シャイナーはとくにマルチチャンネルの演出に長けており、その意味ではDVDオーディオのマルチチャンネル技術は打って付けだった。これをパナソニックでは『ELS SURROUND』と名付けて展開を行っているのだ。
システムはサブウーファーも含む6ch完全ディスクリート構成となっており、DVDオーディオならではのマルチチャンネル・24ビット・96kHz再生に完全対応。デッキ部は6連奏式となっており、ソフトの連続長時間再生にも対応している。日本ではDVDオーディオ用ソフトが少ないことから今ひとつ普及に至っていないが、アメリカではCDとほぼ同じぐらいの価格でDVDオーディオソフトが買える。こうした背景の下、パナソニックでは車載におけるDVDオーディオを育て上げていく考えだ。
(会田肇)
[ces2005]
パナソニックはもともと車載におけるDVDオーディオに関しては積極的で、日本でもトヨタのブレビスに搭載したり、レジェンドにもデッキ部分の納入を果たしている。このアキュラ・TLではアンプやスピーカー全体のシステムまでパナソニックがすべて受け持って開発された。
しかも、その音のチューニングを数々のグラミー賞を受賞しているサウンドプロデューサー、エリオット・シャイナーに一任。シャイナーはとくにマルチチャンネルの演出に長けており、その意味ではDVDオーディオのマルチチャンネル技術は打って付けだった。これをパナソニックでは『ELS SURROUND』と名付けて展開を行っているのだ。
システムはサブウーファーも含む6ch完全ディスクリート構成となっており、DVDオーディオならではのマルチチャンネル・24ビット・96kHz再生に完全対応。デッキ部は6連奏式となっており、ソフトの連続長時間再生にも対応している。日本ではDVDオーディオ用ソフトが少ないことから今ひとつ普及に至っていないが、アメリカではCDとほぼ同じぐらいの価格でDVDオーディオソフトが買える。こうした背景の下、パナソニックでは車載におけるDVDオーディオを育て上げていく考えだ。
(会田肇)
[ces2005]