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パナソニック、BD/DVD/CD全メディアに対応したドライブ用チップセット

公開日 2005/11/18 17:41
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松下電器産業(株)は、Blu-rayディスクのほか、DVD-RAM/±RW/±R、CDの記録再生に対応したチップセットを開発し、本年12月からサンプル出荷を、2006年1月から量産出荷を開始する。同社は本チップセットを用いることにより、「BDにおける業界最高水準の記録再生性能を実現できるとともに、DVD記録再生、およびCD記録再生機能を持つBDドライブを容易に実現することが可能になる」としている。

本チップセットは、サーボ制御やレーザーパワー制御などのアナログ処理部であるフロントエンドプロセッサーと、デジタルリードチャネルなどの信号処理部である光ディスクコントローラーの2チップで構成されている。BD-ROM規格を含むBD最新規格準拠、および既存メディアとのハイブリッド化により、複数のメディア対応を要求されるPC分野への展開が容易であること、BD/DVD/CD全ての記録再生フォーマットへの対応を果たしながら、BDメディア記録再生4倍速に対応すること、PCインターフェイスにATAPI、Serial-ATAの両インターフェイスをラインナップすることなどの特長を持つ。

同社は今回のチップセット開発に、同社独自開発のPRML方式を用いたBDとDVDとのハイブリッドデジタルリードチャネル技術のほかに、高精度のライトストラテジー技術、および高密度、高倍速のメディアに対応可能な高速信号処理技術、自社開発のSerial-ATAコア内蔵技術などを採用している。

【問い合わせ先】
松下電器産業(株) 半導体社 
企画グループ 広報チーム 
TEL/075-951-8151

(Phile-web編集部)

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