<会田肇のCES 2006 レポート>USB経由で音楽を楽しむカーオーディオが続々と登場
昨年はiPodコントロールができるカーオーディオが話題を呼んだが、今年のCESではそれも一段落し、代わりに大きな注目を浴びたのが“マスストレージクラスUSB”に対応したカーオーディオである。
この“マスストレージクラスUSB”とはパソコンのUSBインターフェイスに接続して記憶媒体として使えるものを総称して呼んでいるもので、Windows XPやWindows 2000、Windows MeなどのOSを搭載しているパソコンでは、OS側が対応ドライバを標準で持っているため、ドライバをあらためてインストールする必要はない。そのため、ほとんどの場合、パソコンに接続するだけで中に入っているファイルを読み込んだり、機器にファイルを書き込んだりできるのだ。
これまでMP3やWMAといったパソコンにエンコードしてため込んだ音楽ファイルはCD-Rなどに焼くなどの手間がかかっていたが、この対応によって、たとえば価格が急速に安くなって、書き換えも可能なUSBフラッシュメモリなどにその音楽ファイルを移しておけば簡単に音楽が楽しめるようになるというわけである。
最近のカーオーディオはiPodへの対応ばかりが取り沙汰されていたが、普段iPodを使わないユーザーにとってはより汎用性の高い、手軽な対応が求められていた。このマスストレージ対応USBのカーオーディオへの搭載は、そうしたユーザーにとって大きなメリットをもたらすことになりそうである。
(会田肇)
[ces2006]
この“マスストレージクラスUSB”とはパソコンのUSBインターフェイスに接続して記憶媒体として使えるものを総称して呼んでいるもので、Windows XPやWindows 2000、Windows MeなどのOSを搭載しているパソコンでは、OS側が対応ドライバを標準で持っているため、ドライバをあらためてインストールする必要はない。そのため、ほとんどの場合、パソコンに接続するだけで中に入っているファイルを読み込んだり、機器にファイルを書き込んだりできるのだ。
これまでMP3やWMAといったパソコンにエンコードしてため込んだ音楽ファイルはCD-Rなどに焼くなどの手間がかかっていたが、この対応によって、たとえば価格が急速に安くなって、書き換えも可能なUSBフラッシュメモリなどにその音楽ファイルを移しておけば簡単に音楽が楽しめるようになるというわけである。
最近のカーオーディオはiPodへの対応ばかりが取り沙汰されていたが、普段iPodを使わないユーザーにとってはより汎用性の高い、手軽な対応が求められていた。このマスストレージ対応USBのカーオーディオへの搭載は、そうしたユーザーにとって大きなメリットをもたらすことになりそうである。
(会田肇)
[ces2006]