日立、全モデル地デジチューナー搭載の「Prius」Rシリーズを発売

日立製作所 ユビキタスプラットフォームグループは、「Prius」Rシリーズ5モデルを4月22日から順次発売する。価格はすべてオープン。全モデルに地上デジタル/地上アナログのダブルチューナーを内蔵している。

全モデルとも、日立製地上デジタル専用チューナーLSI「BroadGear」を内蔵し、高精度な高画質化処理／暗号化／複合化処理を実現。また、人がイメージする記憶色を他の色に影響を与えることなく鮮やかに再現する「デジタルカラーマネージメント」、ガンマ補正により最適なコントラスト感のある映像を再現する「ダイナミックコントラスト」、映像の輪郭を引き締め、鮮明な映像を映し出す「シャープエッジ」などの機能を搭載し、これらを総称して「ピクチャーエンハンス機能」と名付けている。

デジタル放送の「コピーワンス」番組は、SD画質に変換した上でDVDへムーブが可能。ムーブ可能なメディアは、従来のDVD-RAMに加え、DVD-RWへも可能になった。

OSは全モデルとも「Windows XP Home Edition Service Pack 2」がプリインストールされるが、「Windows Vista」を動作させるためのハードウェア要件を満たしており、ハードウェアドライバが必要な場合は「Windows Vista」発売後、順次日立より提供される予定。

各モデルの概要は以下の通り。

「Prius One typeW」
奥行き19.8cmの省スペース一体型ボディを採用。地上デジタル放送を付属リモコンから電源投入後約5秒で視聴できる「エコ・ポン・パッ」機能を搭載した、20型ワイドディスプレイ採用の一体型モデル。

「Prius One typeS」
TVや音楽を快適に楽しめる17型SXGAディスプレイを採用した一体型モデル。

「Prius Air typeR」
地上デジタル放送をリビングで楽しめる大画面26型ワイドディスプレイとのセパレートモデル。ディスプレイはS-IPS液晶を採用し、広視野角を実現している。

「Prius Air typeG」
D端子を搭載し、手持ちのTVやディスプレイに接続してハイビジョン映像を楽しめる単体モデル。Microsoft(R) Office Personal Edition 2003（SP2適用済み）搭載のモデルも用意され、2モデルでの展開となる。

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（Phile-web編集部）