[CEDIA EXPO 2006レポート]世界のAV機器にますます浸透するHQV
シリコンオプティクス社のプライベートショーでは、HQV(レアルタ、レオンVX)のプロセッシングチップを内蔵した、あるいは外部プロセッシングユニットとして組み合わせてプロジェクターからソース機器まで最新のディスプレイが目白押しである。暗幕で仕切られた独立したコーナー形式で画質をつぶさに確認できるように配慮している。
JVCのD-ILAプロジェクター・DLA-HD10kは、日本ではセットのDLA-HD11kはアンカーベイテクノロジー社のプロセッシングユニットを、DLA-HD12kはファロージャのユニットを組み合わせてのシステム製品であるが、会場ではHQV(リアルタ)のプロセッシングユニットと組み合わされて映像を投射していた。(写真1)なお、リアルタとレオンVXは画質は同等で前者はアルゴリズムの変更が可能、後者は固定という違いである。
1080pプロジェクターは当地でも注目を集めており、日本で公開済みの三菱HC5000BLにHQV(レオンVX)が組み合わされて公開されていた。(写真2)北米市場では$4500〜5000で導入される見込み。
Cinetron社の3LCOS 方式の1080pプロジェクター・HD-900は$5999で10月に北米で導入(写真3)、業務用機を主に手掛けるDLPの老舗デジタルプロジェクション社はVIP1000に外部レアルタHQVプロセサッサーを組み合わせて映像を出していた。
英CALIBRE(キャリバー)社のVantageHDは「ハイデフィニション1080pデジタルイメージプロセッシング」を謳うノイズリダクション機能を持つスケーラー(ビデオコンバーター)でHQV(レアルタ)がその機能の中核である。デノンのDVDプレーヤーと組み合わせて1080pにスケーリングされた映像をデモしていた。(写真4)なお、VanyageHDは日本市場に導入されるという。この他にもエプソンの北米専用機PowerLite Pro Cinema800とHQV TX3ビデオプロセッサーの組み合わせての画質もデモしていた。(写真5)
(大橋伸太郎)
[CEDIA2006REPORT]
JVCのD-ILAプロジェクター・DLA-HD10kは、日本ではセットのDLA-HD11kはアンカーベイテクノロジー社のプロセッシングユニットを、DLA-HD12kはファロージャのユニットを組み合わせてのシステム製品であるが、会場ではHQV(リアルタ)のプロセッシングユニットと組み合わされて映像を投射していた。(写真1)なお、リアルタとレオンVXは画質は同等で前者はアルゴリズムの変更が可能、後者は固定という違いである。
1080pプロジェクターは当地でも注目を集めており、日本で公開済みの三菱HC5000BLにHQV(レオンVX)が組み合わされて公開されていた。(写真2)北米市場では$4500〜5000で導入される見込み。
Cinetron社の3LCOS 方式の1080pプロジェクター・HD-900は$5999で10月に北米で導入(写真3)、業務用機を主に手掛けるDLPの老舗デジタルプロジェクション社はVIP1000に外部レアルタHQVプロセサッサーを組み合わせて映像を出していた。
英CALIBRE(キャリバー)社のVantageHDは「ハイデフィニション1080pデジタルイメージプロセッシング」を謳うノイズリダクション機能を持つスケーラー(ビデオコンバーター)でHQV(レアルタ)がその機能の中核である。デノンのDVDプレーヤーと組み合わせて1080pにスケーリングされた映像をデモしていた。(写真4)なお、VanyageHDは日本市場に導入されるという。この他にもエプソンの北米専用機PowerLite Pro Cinema800とHQV TX3ビデオプロセッサーの組み合わせての画質もデモしていた。(写真5)
(大橋伸太郎)
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