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エンティス、自分好みのオーディオコンポが組めるDACや電源の自作キット

公開日 2007/07/19 18:23
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(株)エンティスは、パーツを組み合わせて自分だけのAV機器が作れる「BayCraft」シリーズの新製品として、オーディオコンポを自作するための5インチベイキット3製品を7月下旬に発売する。

本日より専用Webサイト「BayCraft」で予約受付を開始している。

基板やパーツが同梱され、ハンダなどを使いながら自作する電子工作キット。組み上がったキットは、パソコンの5インチベイに収めることができ、単体での動作のほか、同社のデジタルメディアプレイヤーボード「DMP8623ATX」(関連ニュース)やパソコンと組み合わせて利用することもできる。

発売する3製品の詳細は以下の通り。

■D/Aコンバーターキット「DA501」¥29,800(税込)

DA501の完成イメージ

キットの内容

192kHz/24bitまでのアップサンプリング機能を備えたDAC。DAI、ASRC、DACを子基板化しており、それぞれ個別に交換して音の違いを確かめることができる。

PLDデバイスや外部インターフェースのノイズを極力アナログ回路と分離するために、アナログ系、デジタル系と電源回路を完全に分離。またIV+LPF部のオペアンプやIV抵抗はソケット実装なので、ほかのパーツに交換することも可能。

また、オプションで提供する予定のDAC子基盤を追加増設することができ、4パラ、6パラ化などを行うこともできる。

■サウンドコントローラーキット「SC501」¥29,800(税込)

SC501の完成イメージ

キットの内容

YAMAHA製サウンドコントローラチップYSS915を搭載したサウンドコントローラーで、デジタル入力信号に様々な効果を加えることができる。キーコントロール、エコー、Treble、Bassの4種類の可変パラメータをデフォルトで設定している。

キーコントロールでは、再生時間を保ったまま音声ピッチを変えることが可能で、映像コンテンツと音声を同期させたまま高い声や低い声に変えることや、カラオケ用に、自分の声に合ったキーに変えることができる。

DAC部、DAI部はDC501と共通の回路構成で、サウンド効果を加えた信号を高品位にアナログ出力できる。

■電源キット「PW501」¥19,800(税込)

PW501の完成イメージ

キットの内容

トロイダルコア型トランスを用いた電源キット。DA501、SC501をAC電源で動作させるには必須となる。

パソコンとの併用を想定してスイッチング電源からの高周波ノイズを除去する一次側のLPFなどノイズ対策を施すなど、音質対策を施している。

AC電源から+5V 2系統、±12Vを出力。アナログ回路とデジタル回路が分離しており、複数の電源を必要とするDA501、SC501を始めとする自作オーディオコンポーネントに最低限必要な電圧だけを選定することで、回路構成をシンプルにまとめている。

【問い合わせ先】
(株)エンティス 
TEL/03-5847-1313

(Phile-web編集部)

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関連リンク

製品スペックやデータを見る
  • ブランドBAYCRAFT
  • 型番DA501
  • 発売日2007年7月下旬
  • 価格¥29,800(税込)
  • ブランドBAYCRAFT
  • 型番SC501
  • 発売日2007年7月下旬
  • 価格¥29,800
  • ブランドBAYCRAFT
  • 型番PW501
  • 発売日2007年7月下旬
  • 価格¥19,800(税込)