HOME > ニュース > TI、高コントラスト映像を実現するDLPチップ「DarkChip 4」を開発

TI、高コントラスト映像を実現するDLPチップ「DarkChip 4」を開発

公開日 2007/09/07 15:17
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
テキサス・インスツルメンツ(TI)は、フロントプロジェクターやリアプロジェクションテレビ向けの新DLPチップセット「DarkChip 4」を開発したと発表。2008年に発売される多数の製品に搭載される予定であることを明らかにした。

DarkChip 4は、高輝度、コントラストの映像表現を目指した新開発のチップセット。DLPチップを生産するためのリソグラフィー技術の進化や、その他の独自プロセスの改良により、性能の向上を実現しているという。同社は、本チップの使用により製品のネイティブコントラストを最大30%高めることができると説明している。

また同社は、現在、米国コロラド州デンバーで開催されている「CEDIA」において、『DLP DarkChip 4 Theater』と題したデモを実施中で、15,000対1の高コントラスト比を実現する1080p 3チップDLPプロジェクターを出品。さらに、DarkChip 4とLED光源により100,000対1を超えるネイティブ・コントラスト比を実現するDLP HDTVも展示している。

(Phile-web編集部)

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE