ビクター、12bit処理対応の「GENESSAプレミアム」エンジン搭載液晶“EXE”を発売
日本ビクター(株)は、次世代の大画面テレビ向けに開発した高画質映像処理エンジン“GENESSAプレミアム”を搭載した液晶テレビ3機種を2月下旬より発売する。
ラインナップは下記の通り。
・「LT-47LH905」(47V型)/¥OPEN(予想実売価格500,000円前後)
・「LT-42LH905」(42V型)/¥OPEN(予想実売価格400,000円前後)
・「LT-37LH905」(37V型)/¥OPEN(予想実売価格300,000円前後)
いずれも同社の液晶テレビ“EXE”シリーズのフラグシップに位置づけられるモデルとなる。チューナーは地上・BS・110度CSデジタル、地上アナログを搭載する。
905シリーズの最大の特徴は、120Hz駆動や10bit広色域表示に対応したフルHD倍速液晶IPSパネルを搭載し、その実力を引き出す最新の12bit対応映像映像処理エンジン“GENESSAプレミアム”を採用している点にある。この液晶テレビ向けの最新技術は、昨年秋に技術発表を行っており、2008年の最新モデルに搭載されることが期待されていたものである(関連ニュース)。
本エンジンは、HDMIからの36bit(RGB計12bit)DeepColor映像入力に対応する「Real 36bit画像処理エンジン」を採用し、大画面テレビでのより高精細な映像表現を実現する。12bitで処理された映像信号は、最終段でパネルのビット数に合わせて出力されるため(現行液晶EXEは10bit)、将来的に12bitのパネルが登場した際には、本エンジンをそのまま適用できる将来性の高さも特徴の一つだ。またデジタル放送やDVDなど、8bit(RGB計24bit)の入力信号についても、新開発の「Real Bit Driver」により12bit品質に変換した後に高画質処理行う設計としているため、従来方式ではむずかしかった、滑らかな映像の階調表現を可能にしている。また12bit化した映像を、ビクター独自のインテリジェントガンマなどの高画質処理を行うことで、映像の細かい質感を保ったまま理想的なグラデーションの表現が可能になるという。
その他、本エンジンに搭載された「i-Clear Motion NR」では、これまで静止画のみに対応していた「3次元ノイズリダクション処理」を、同社の倍速120コマ技術で培った動き予測技術を応用することで、はじめて動画にも対応させることに成功。動画ボケを発生させることなく、高いレベルで動画ノイズを抑制することが可能になった。本機能では映像の周波数帯域別にノイズ量を細かく検出し、最適なノイズ除去量が自動で設定でき、常時ノイズが少なくキレイな映像を楽しむことが可能だ。また色再現性能についても新開発の「Real Color Creation 」が搭載された。こちらは“注目した物体の色彩に対する視覚感度が高まる”という人間の目の特性を利用し、入力映像の1枚1枚をリアルタイムに分析することで、人間が視認するイメージにより近い、リアルな色彩と質感を持つ映像が再現できるようになるというものだ。
高音質再生への対応については、LH805シリーズにも採用された「MaxxAudio」を搭載。豊かな低域再生を実現する「MaxxBass」に加え、高音の音質を高める「MaxxTreble」、自然な音の広がり感を実現する「MaxxStereo」や急な大音量などを抑える「MaxxVolume」などにより、テレビだけでサウンドも高品位に楽しめるようになっている。
リモコンにはワンボタンで映像と音声の同時設定ができる「明/暗ボタン」を配置。「テレビ」「シネマ」のほかに、それぞれの色温度設定をマニア向けに調整した「シアタークール」「シアターウォーム」、さらは明るい部屋での視聴にも最適な「ダイナミック」や、映像の遅延を大幅に解消したという「ゲーム」の6モードをプリセットし、それぞれを切り替えながら、視聴コンテンツに合わせた楽しみ方ができる。
また、取扱説明書を開かなくてもテレビの操作や楽しみ方が、画面を見ながらリモコン操作で確認できる「お助けガイド」や、視聴環境に合わせて音声の調整が行える「はっきり・ひっそりモード」や、話速変換に対応する「ゆっくりトーク」を搭載。ニュースやセリフが聞き取りやすい「新・きき楽」機能もこれまでのシリーズから継続して採用する。
HDMI入力は各モデルともにVer.1.3対応の端子を3系統を搭載。x.v.Color、1080pの映像入力や、接続した周辺機器との連動が可能なHDMI CECにも対応する。またDLNAや(株)アクトビラの提供するサービスである「アクトビラベーシック」への対応も実現している。
本体デザインは前モデルを継承し、アンダースピーカータイプの「スリムエアリーフレームデザイン」を採用する。
【問い合わせ先】
日本ビクター(株)
お客様ご相談センター
TEL/0120-2828-17(フリーダイヤル)
TEL/045-450-8950(携帯電話・PHSなど)
(Phile-web編集部)
ラインナップは下記の通り。
・「LT-47LH905」(47V型)/¥OPEN(予想実売価格500,000円前後)
・「LT-42LH905」(42V型)/¥OPEN(予想実売価格400,000円前後)
・「LT-37LH905」(37V型)/¥OPEN(予想実売価格300,000円前後)
いずれも同社の液晶テレビ“EXE”シリーズのフラグシップに位置づけられるモデルとなる。チューナーは地上・BS・110度CSデジタル、地上アナログを搭載する。
905シリーズの最大の特徴は、120Hz駆動や10bit広色域表示に対応したフルHD倍速液晶IPSパネルを搭載し、その実力を引き出す最新の12bit対応映像映像処理エンジン“GENESSAプレミアム”を採用している点にある。この液晶テレビ向けの最新技術は、昨年秋に技術発表を行っており、2008年の最新モデルに搭載されることが期待されていたものである(関連ニュース)。
本エンジンは、HDMIからの36bit(RGB計12bit)DeepColor映像入力に対応する「Real 36bit画像処理エンジン」を採用し、大画面テレビでのより高精細な映像表現を実現する。12bitで処理された映像信号は、最終段でパネルのビット数に合わせて出力されるため(現行液晶EXEは10bit)、将来的に12bitのパネルが登場した際には、本エンジンをそのまま適用できる将来性の高さも特徴の一つだ。またデジタル放送やDVDなど、8bit(RGB計24bit)の入力信号についても、新開発の「Real Bit Driver」により12bit品質に変換した後に高画質処理行う設計としているため、従来方式ではむずかしかった、滑らかな映像の階調表現を可能にしている。また12bit化した映像を、ビクター独自のインテリジェントガンマなどの高画質処理を行うことで、映像の細かい質感を保ったまま理想的なグラデーションの表現が可能になるという。
その他、本エンジンに搭載された「i-Clear Motion NR」では、これまで静止画のみに対応していた「3次元ノイズリダクション処理」を、同社の倍速120コマ技術で培った動き予測技術を応用することで、はじめて動画にも対応させることに成功。動画ボケを発生させることなく、高いレベルで動画ノイズを抑制することが可能になった。本機能では映像の周波数帯域別にノイズ量を細かく検出し、最適なノイズ除去量が自動で設定でき、常時ノイズが少なくキレイな映像を楽しむことが可能だ。また色再現性能についても新開発の「Real Color Creation 」が搭載された。こちらは“注目した物体の色彩に対する視覚感度が高まる”という人間の目の特性を利用し、入力映像の1枚1枚をリアルタイムに分析することで、人間が視認するイメージにより近い、リアルな色彩と質感を持つ映像が再現できるようになるというものだ。
高音質再生への対応については、LH805シリーズにも採用された「MaxxAudio」を搭載。豊かな低域再生を実現する「MaxxBass」に加え、高音の音質を高める「MaxxTreble」、自然な音の広がり感を実現する「MaxxStereo」や急な大音量などを抑える「MaxxVolume」などにより、テレビだけでサウンドも高品位に楽しめるようになっている。
リモコンにはワンボタンで映像と音声の同時設定ができる「明/暗ボタン」を配置。「テレビ」「シネマ」のほかに、それぞれの色温度設定をマニア向けに調整した「シアタークール」「シアターウォーム」、さらは明るい部屋での視聴にも最適な「ダイナミック」や、映像の遅延を大幅に解消したという「ゲーム」の6モードをプリセットし、それぞれを切り替えながら、視聴コンテンツに合わせた楽しみ方ができる。
また、取扱説明書を開かなくてもテレビの操作や楽しみ方が、画面を見ながらリモコン操作で確認できる「お助けガイド」や、視聴環境に合わせて音声の調整が行える「はっきり・ひっそりモード」や、話速変換に対応する「ゆっくりトーク」を搭載。ニュースやセリフが聞き取りやすい「新・きき楽」機能もこれまでのシリーズから継続して採用する。
HDMI入力は各モデルともにVer.1.3対応の端子を3系統を搭載。x.v.Color、1080pの映像入力や、接続した周辺機器との連動が可能なHDMI CECにも対応する。またDLNAや(株)アクトビラの提供するサービスである「アクトビラベーシック」への対応も実現している。
本体デザインは前モデルを継承し、アンダースピーカータイプの「スリムエアリーフレームデザイン」を採用する。
【問い合わせ先】
日本ビクター(株)
お客様ご相談センター
TEL/0120-2828-17(フリーダイヤル)
TEL/045-450-8950(携帯電話・PHSなど)
(Phile-web編集部)
関連リンク
トピック
- ブランドVICTOR
- 型番LT-47LH905
- 発売日2008年2月下旬
- 価格¥OPEN(予想実売価格500,000円前後)
【SPEC】●画面サイズ:47V型 ●表示画素数:1920×1080ドット ●受信チャンネル:VHF、UHF、CATV、地上デジタル、BSデジタル、110度CSデジタル ●入出力端子:HDMI×3、D4入力×1、コンポーネント入力×1、S映像×2、ビデオ入力×3、i.LINK入出力×2、 LAN端子×1、光デジタル音声出力×1 ほか ●消費電力:296W ●外形寸法:1121W×774H×130Dmm ●質量:33.6kg
- ブランドVICTOR
- 型番LT-42LH905
- 発売日2008年2月下旬
- 価格¥OPEN(予想実売価格400,000円前後)
【SPEC】●画面サイズ:42V型 ●表示画素数:1920×1080ドット ●受信チャンネル:VHF、UHF、CATV、地上デジタル、BSデジタル、110度CSデジタル ●入出力端子:HDMI×3、D4入力×1、コンポーネント入力×1、S映像×2、ビデオ入力×3、i.LINK入出力×2、 LAN端子×1、光デジタル音声出力×1 ほか ●消費電力:296W ●外形寸法:1007W×708H×130Dmm ●質量:26.8kg
- ブランドVICTOR
- 型番LT-37LH905
- 発売日2008年2月下旬
- 価格¥OPEN(予想実売価格300,000円前後)
【SPEC】●画面サイズ:37V型 ●表示画素数:1920×1080ドット ●受信チャンネル:VHF、UHF、CATV、地上デジタル、BSデジタル、110度CSデジタル ●入出力端子:HDMI×3、D4入力×1、コンポーネント入力×1、S映像×2、ビデオ入力×3、i.LINK入出力×2、 LAN端子×1、光デジタル音声出力×1 ほか ●消費電力:296W ●外形寸法:901W×651H×139Dmm ●質量:22.6kg